今回は「procesingで画像処理をする」の続編になるが、「デジタルクロスプロセス」という処理方法を述べたい。 いや、実はこの画像処理は手法が確立されていない技術で、大学で僕が考えた方法を改めてここに書き留めておきたいと思うのだ。 クロスプロセスとは そもそもクロスプロセスとは、写真を現像する際に用いられる技術である。写真を現像するときに持っていくフィルムにはポジフィルムとネガフィルムがある。いわゆる「ネガ」である。 これらにはそれぞれ対応する現像方法があり、それによって正しく現像されるのである。 クロスプロセスとは、この現像方法を入れかえてしまおうという手法である。 そして、これを現実のフィルムを使わずにデジタルで表現しようというのがデジタルクロスプロセスである。 デジタルにおけるクロスプロセス おそらくもっとも身近なデジタルクロスプロセスといえば「Instagram」というアプリだろ