2次元コードはAlipay(前記事参照)によって正式に中国市場へ参入しました。2011年、AlipayはTaobao(Alipayを展開するアリババグループのサービス。中国最大ECサイト)の存在により、既に国内EC決済市場において絶大なシェアを占めていましたが、オフライン上での決済は主に銀聯(ユニオンペイ)指標のある銀行カードが主流でした。 中央銀行の規制上、オフラインでの決済は銀聯カードを利用することが必須であったため、Alipayは新たな決済方法を開拓すべく試行錯誤を重ねていました。 しかし、国外では既に2次元コードが普及しはじめ、街中でも多く見かけられるようになっていました。例えば、日本や韓国では、交通機関やオンラインマーケットで2次元コード決済ができるようになっていました。このような中でAlipayは2011年7月1日、正式にオフラインでの2次元コード決済市場へと参入しました。 2
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