11月20日、日銀は新たな各種物価指数を定期的に公表する方針を明らかにした。都内で8月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino) [東京 20日 ロイター] - 日銀は20日、新たな各種物価指数を定期的に公表する方針を明らかにした。総務省が消費者物価指数(CPI)を公表する同じ日の午後2時に、物価の基調を見極めるため日銀が独自試算する「生鮮食品とエネルギーを除く指数(日銀版コアコアCPI)」、「上昇品目数と下落品目数の比率」、価格変動の大きい上下10%の品目を除いて算出する「刈込平均値」を公表する。 CPI公表から2営業日後には、物価上昇率ごとに品目を分類した時に品目数が最も多くなる「最頻値」、物価上昇率の高い順に品目を並べると真ん中にあたる中央値に、品目ごとのウエートを加味した「加重中央値」を公表する。 原油価格の下落により、従来日銀が金融政策の運営の目安としてきた生鮮を除くコア