・勝間和代がホスト役を務める対談番組「デキビジ」に出演した。テーマは死刑制度。勝間は 自分が死刑廃止論者であることを、とても率直な言い回しで僕に語った。 なぜこの国は死刑を廃止できないのでしょうと何度も訊ねてきたけれど、答えることはできなかった。 だって僕もその答えを、誰かに訊きたいといつも思っているのだから。 この番組はオンエア前に、ニコニコ動画でもライブで配信された。 その後のネットやツイッターには、勝間と森に対して、激しい批判が次々に書きこまれた。 いや批判ではない。ほとんど罵倒だ。 「この人らに聞きたい。被害者遺族のことは考えているのか?と」 「身内殺されてもこんなこと言ってられるのかね こういう人達は」 ほとんどがこのトーンだ。つまりはこれが、日本の死刑制度存置を支持する9割近い人たちの 本音ということになるのだろうか。 ならばまずは、「死刑制度がある理由は被害者遺族のため」と言