我々の社会には善と悪があるように、「本物」と「偽物」で成り立っている。どのような業界であれ正しい行為は継続し、不正はやがて滅びるのが鉄則だ。 ビジネス社会では、大多数の人々に幸福をもたらすことがトップの責務である。「社会性」と「本物志向」「技術力」などの差別化が勝ち負けを決める。すべての善悪を見分ける根源は顧客が選択する競争結果にある。社会を弱体化させる企業理念は敗者の条件でしかない。 まして人間を教育するという立場にある教師やその上部団体である「日教組」が健全であるか否かは日本の命運を決する問題だ。今、我が国にとって最も重要な問題は「教育問題」に尽きよう。 かつての時代は両親や学校の教師が健全であったから、子供達も物事の善悪、正義と卑劣を見分けることができた。しかし現代社会はそうした人達の立場が弱まり、教育現場では“日の丸と君が代”など国家のシンボルでさえ忌避される始末だ。 戦後