太平洋戦争中、松本市の旧陸軍松本飛行場に配備されていたとされる艦上戦闘機「烈風」の設計図を同市里山辺の川上常男さん(75)が14日までに市に寄贈した。昭和30年代から大切に保管してきたが、同飛行場に関する公的史料は終戦直後に軍の命令で焼却処分され、貴重な資料だと分かり、寄贈することにした。今後は市文書館(松本市和田)で保管する。 設計図は、川上さんが昭和30年代前半に市内の古本屋で買った戦争の写真集に挟まっていた。飛行機の設計図だと分かったが詳しいことが分からず、封筒に入れ、たんすで保管してきたという。 市空港図書館(同市今井)が8月に同飛行場に関する企画展を開いたことから、同館に連絡。同飛行場について調べている川村修館長(58)が、烈風を示す「A7M1」の記号が記されていたことなどから、烈風の設計図と確認した。 川村館長によると、寄贈を受けた設計図は複数ある設計図のうち、機体後部尾
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く