悪態のプログラマとある職業プログラマの悪態を綴る。 入門書が書かないプログラミングのための知識、会社の研修が教えないシステム開発業界の裏話は、新人プログラマや、これからプログラマを目指す人たちへのメッセージでもある。 ある新人プログラマに質問を受けた。処理の流れをどう書いたらいいのか分からないという。 「GOTO を使ったらいいんじゃないの?」 「GOTO を使ってもいいんですか?」 なるほど、彼は GOTO を使ったらクビになるとでも思っているらしい。しかし、このケースでは、GOTO を使わなければ、既存の処理の流れを大きく書き直すか、かなり不自然な書き方をしなければ、目的を実現できなさそうだ。また、GOTO を使っても、コードがそれほど読みにくくなるようなこともないようだった。 「なるほど、どこかで GOTO を使ってはいけないと聞いたんだね。じゃぁ、なんで使ってはいけないと思う?」