銚子電気鉄道株式会社が2007年度の決算を発表した。それによると、鉄道収入、副業収入ともに大幅に増加。9800万円を超す黒字となったそうだ。経営危機を脱出したことになる、おめでとう! 銚子電鉄は鉄道の赤字を埋めるために濡れせんべいを売り始めた。しかし、黒字になってしまったがために県からの補助金が廃止され、そこに親会社の社長が会社名義で1億円以上もの借金をし、横領していたことが発覚。このダブルパンチで銚子電鉄は倒産の危機に追い込まれてしまった。 銀行はお金を貸してくれない。県の支援も受けられない。しかし、地域のみなさんの足となっている会社を潰すわけにはいかない。そこで考え出されたのが、全国の国民に助けを請うことだった。 「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」 このメッセージを見た人はいるだろうか? 2006年11月に、銚子電鉄のホームページに掲載されたメッセージだ。その真剣な訴えとこ
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