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ブックマーク / satoumamoru.hatenablog.com (8)

  • 念仏で侵略は防げない - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    6者協議や核の脅威、中国の軍事力増強など、我が国周辺事情勢を見ていると、日人ほど「お人よし」はいないことを痛感する。お人よしはそれ自体悪いことではないが、国際関係には通用しないことを知ったうえでのことだろうと思う。 今世紀「最大の悲劇」と言われる中国のチベット“併合”について、日人は殆ど知らない。ただ、ダライ・ラマ14世の偉大さを口にするだけである。念仏を唱えているだけでは、平和は保てないと言う“好例”として、今日は、でこくーるという女性漫画家から(私のブログ愛読者だそうだが)エッセイを依頼されて書いた文章を、少し長くなるが掲載しておきたい。彼女の漫画は「平和の国のネバーランド」という、萌え系?防衛(防衛弘済会¥476+税)だが若者達に受けているという。安価だから是非手にとって読んでいただきたい。加えて今私が読書中の「中国はいかにチベットを侵略したか」(マイケル・ダナム著・山際素男

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  • 軍事と外交 - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    軍事と外交は車の両輪に例えられるが、テレビで報道される閣議前の閣僚の姿を見ると、安倍首相の向かって右に麻生外務大臣、左側に久間防衛庁長官が座っている。 安倍総理の決意を物語るものか?と思って見ているのだが、単なる年功序列なのかもしれない。 ところで聊か旧聞になるが、16日の産経新聞に興味ある記事が出ていた。その一つが2面下段の「話の肖像画」という欄の、青木盛久元駐ペルー大使の「公邸占拠事件」に関する思い出話である。例のテロリストたちに占拠されて、手も足も出せない状況下に陥った、在ペルー日大使館占拠事件の最高責任者が青木大使であった。 国内では、徹夜体制で情報収集する外務省員を労うのに、時の首相が銀座の有名パン屋のアンパンを抱えて外務省を訪れたと報じられたあの事件である。 結局、フジモリ・ペルー大統領の決断で救出されたのであったが、国民の顰蹙を買った事件であったことは記憶に新しい。 その当

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  • “1佐”と“大佐” - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    自衛隊の階級呼称を変更するのに“何兆円”もかかることはない。警察予備隊時代の「1等警察士」や「特車」が「戦車」になり、「曹長」と「准尉」が復活したが、さほどの混乱はなかった。 ずいぶん前になるが、早稲田大学の一講座で軍事の講義をしたことがある。教授が紹介してくれたが、学生たちは「自衛隊の階級」を全く知らない。「空将」をどう呼んだらいいか分からないらしく、「くうしょう」でいいですか?と聞かれたので「くうしょう」でも「そら将」でもいいが「から将」とは呼ばないでほしい、といったところ後ろで教授が笑った。学生たちがまじめな顔をしているので、ついからかい半分に「私の後輩の小林という男が1佐に昇任して町に挨拶に行ったところ、『司令さんの趣味はやはり俳句ですか?』と聞かれる。何せ“小林1佐(いっさ)”だから…」と言ったのだが全く受けない。教授のほうが大笑いして「君たち、自衛隊では1等陸・海・空佐を省略し

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  • 防衛省昇格、朝日の社説を嗤う - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    皇室を誹謗した『週刊金曜日』の行事は、国民の相当な怒りを呼んでいるようだ。私のブログに寄せられたコメントだけでも理解できる。 誰かのコメントにあったように、皇室を貶めることは、すなわち日国民を誹謗することであり、自分に唾することである。それが平気でできるということは、おそらく「日人以外の血」が流れている連中であるという証明であろう。 私は終戦翌年に小学校に入ったが、終戦を境として周辺事情が大きく変わったことを思い出す。父が、樺太から日列島を縦断して佐世保市郊外に建設された火力発電所に勤務していたので、炭鉱とは密接な関係にあった。勿論社宅周辺には多くの「炭住街」があり、そこには朝鮮半島から来た「一旗組」や、「徴用組」が住んでいた。普段はそれなりに交際していたのだが、日が敗戦すると彼らの態度は一変した。進駐軍におだてられた?せいか、自分たちは「敗戦国民」の日人ではなく戦勝国の一員であ

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  • 八重山訪問記ー3 - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    石垣に向かう機内で、沖縄タイムズ紙を読んでいたら「F-15オーバーラン抗議へ」と言う見出しが目に入った。 「北谷、嘉手納の両町議会は、米軍嘉手納基地で21日に起きたF−15戦闘機の滑走路オーバーラン事故に対する抗議決議などについて審議し」「再発防止とF-15戦闘機の撤去を求める抗議決議案と意見案を臨時議会に提出する」のだと言う。決議案には「現場は県道から約300メートル(約1000ft)しか離れておらず、大惨事になりかねない」と指摘、照屋正治委員長は「度重なる事故のたびに議会は再発防止を求めてきたが、米軍のやりたい放題は変わらない。F15の事故を含め基地運用に安全性についての疑問を感じる」と語ったそうだが、その感覚は昔も今も少しも変わってはいない。 私が乗ったB−737型機は一時間後に石垣空港に着陸したが、2000m(約6000ft)しかないローカル空港だから、接地と同時にリバースがかかり

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    magamin
    magamin 2006/11/30
    世代間ギャップは広がっている
  • 北朝鮮はあせっている - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    18日の産経新聞一面トップに、北朝鮮の「工作機関」の一部が報道された。総連の「在日朝鮮人科学技術協会」なるものの正体が、警察当局の調査で判明し「警察当局は研究者の動向把握など全国規模の捜査に乗り出している」という。 こんな機関がわが国内に堂々と存在していたことに国民は驚いたことだろうが、これは氷山の一角に過ぎない。警察は以前から掌握していたのだが、当時は「北朝鮮シンパ」の国会議員などが権力を振るっていて、動きが取れないでいただけである。「幹部級が万景峰号を利用して国研究者と会い、研究に必要な技術情報を求められていたことを示す文書も見つかったという」とあるが、この調査文書は、今まで単に棚の片隅に放置されていただけだったのだろう。今、それらの過去の調書が紐解かれて白日の元に晒されつつあり、捜査員たちは勇気を取り戻して真剣に取り組み始めたのだ、と私は理解している。 拉致問題が急激に動き出した

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    magamin
    magamin 2006/11/22
  • しっかりせよ現役幹部!! - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    先週は土曜日から東北へご先祖様の供養に出かけだが、往復共に交通事故で大渋滞、日曜日の深夜に2時間遅れで帰宅した。高速道路の交通マナーの低下で、追突事故が多発、1時間半以上ものろのろ運転で大変な迷惑をこうむったが、これが鉄道なら「○○万人の足に影響・・・」と報道される筈だが、高速道の渋滞で「被害」をこうむっても何ら報道されない。不注意、マナー違反で事故を起こし、渋滞を発生させて他人に大きな迷惑を掛けた責任者は、厳罰に処せられるべきだ、と思った。 月曜日の30日には、早朝から岡崎研究所に出かけて、中国の社会科学院日研究所との「第3回日中安保対話」に臨んだ。続く火曜日の31日も一日中会議で、日中間で侃々諤諤の討議をしたが、今回は「チャンネル桜」が全部を収録し、機会を見て報道するというから、私のブログも少しは気が楽である。日中首脳会談直後で、しかも北朝鮮の核実験をめぐる駆け引きが続いているときだ

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    magamin
    magamin 2006/11/01
  • 『軍事評論家=佐藤守のブログ日記 - 中国漫遊記16「蘇州会議その5」』

    大相撲は、大の里の初優勝で終わった。日古来の「神技」である大相撲が、来あすべき姿に戻りつつあるのを感じたのは私だけではななかったろう。見ているものに感動と力強さを与える大の里の姿に、大方の日人は唸ったのではないか? 今までは土俵に「神が宿っていること」を忘れていたのである。大の里関、おめでとう! 今朝の新聞記事でもう一つ感動したことがある。 戦時中、我が国を爆撃しに来た「米軍のB29が撃墜され、副操縦士であった米軍中尉が落下傘降下したものの捉えられ、渋谷の捕虜収容所に週案中、皮肉なことに米軍の空襲で焼死したが、父の顔を知らない娘(ドナさん)が来訪して、父と再会?したというのである。 慰霊式で父親らの写真を見つめるドナさん(左)と井出さん(右)=富士宮市で© 東京新聞 提供 記事には【太平洋戦争中の1945(昭和20)年1月、静岡県内上空で、米軍の爆撃機B29「ウェアウルフ」号が日

    『軍事評論家=佐藤守のブログ日記 - 中国漫遊記16「蘇州会議その5」』
    magamin
    magamin 2006/10/17
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