首相、防衛相に再発防止指示 前空幕長の論文問題2008年11月4日11時21分印刷ソーシャルブックマーク 航空自衛隊の田母神(たもがみ)俊雄・前幕僚長(60)が日本の侵略などを正当化する論文を発表して更迭され、3日付で定年退職となったことを受け、麻生首相は4日朝、浜田防衛相に対し、この問題の監督責任を明確にし、再発防止策を講じるよう指示した。 浜田氏が首相と会談後、記者団に明らかにした。浜田氏は監督責任について、「私を含め、これから考える」と話した。6千万円程度とみられる田母神氏の退職金については「定年ということになれば、制度上のことで話が進む」と述べ、規定通りに支払われるとの考えを示した。 アサヒ・コムトップへニューストップへ