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Booksとjudical systemに関するmahiguのブックマーク (9)

  • 最高裁の違憲判決 - Footprints

    屋で何気なく取った新書。これはロースクール生,法学部生にお勧め。 最高裁の違憲判決 「伝家の宝刀」をなぜ抜かないのか (光文社新書) 作者: 山田 隆司出版社/メーカー: 光文社発売日: 2012/02/17メディア: 新書購入: 6人 クリック: 51回この商品を含むブログ (8件) を見る 著者は,新聞記者であり憲法の研究者の山田隆司氏。 通常の憲法の教科書と異なるのは,違憲判決(法令違憲はすべて,適用意見についてもほぼすべて)を,制限された権利(根拠となる条文)ごとに整理するのではなく,時系列に整理していること。その当時の時代背景や,なぜその長官が指名されたのかといった政治的背景などを軸に説明している。 事案の説明や,争点,判旨の説明は,一般向けに書かれた新書であるから,わかりやすく(とはいっても,法律の勉強をしたことがない人にとっては難しいと思う),憲法の基的な講義と並行して読

    最高裁の違憲判決 - Footprints
  • 企業を襲うPL訴訟〜興味本位ではなくアメリカPLを真面目に分析した一冊 - アホヲタ元法学部生の日常

    企業を襲うPL訴訟―想像を絶するアメリカの実態とその対応策 作者: 三井俊紘出版社/メーカー: 保険毎日新聞社発売日: 1987/01メディア: 単行購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログを見る 1.アメリカPL訴訟 以下の訴訟、どれがフィクションだろうか? ・ミシガン大学の学生が、ドイツ語の授業で優を取れると思ったら不可になったので、精神的苦痛を被ったとして、大学当局に85万3000ドルの損害賠償を求めて提訴 ・ペンシルヴァニア州の郡刑務所から脱走を図った囚人が、脱走を理由に刑を延長された。囚人は、保安官と看守に対し、脱走を阻止できなかったせいで脱走できてしまい、そのせいで刑が延長されたと100万ドルの賠償を求めて提訴 ・コロラド州に住む24歳の男性が、子供の頃の両親の世話の仕方が無慈悲かつ不適当であったために、成人した際社会に適応できなくなったとして、両親に対し、35万

    企業を襲うPL訴訟〜興味本位ではなくアメリカPLを真面目に分析した一冊 - アホヲタ元法学部生の日常
  • 【レビュー・書評】最高裁の暗闘―少数意見が時代を切り開く [著]山口進、宮地ゆう - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    最高裁の暗闘―少数意見が時代を切り開く [著]山口進、宮地ゆう[掲載]2011年2月27日著者:山口 進・宮地ゆう  出版社:朝日新聞出版 価格:¥ 819 最高裁には裁判官が15人いる。合議を尽くしても全員一致の意見に至らなかった時、少数派は「反対意見」や「補足意見」といった少数意見を判決文で表明する。その意見は、時代が変われば主流の考えになり、新しい社会のルールに生まれ変わることも少なくないという。司法取材が長い記者らが、在外邦人選挙権訴訟などここ10年の代表的な判決を例に、最高裁の“変化の兆し”を報告。個々の裁判官の仕事歴やどのような問題意識を持っているかに触れながら判決が生まれるまでをたどる。静かな熱いぶつかりあいに引き込まれる。少数意見が立法に直結した米国の事例も紹介。

  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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  • ロースクール生へのお奨め本 - 川塵録

    『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来! コンプラを変え,会社を変え,日を変える! 検事志望の修習生と会。『検事調書の余白』『法の涙』を読んだことがないどころか,その存在を知らないと。うむ… 15年以上前ですか,週刊朝日で連載していた頃からの愛読書。Written by 佐藤道夫。これを読んで検事を志した人も多いのでは。検事になるための必読書。同席した先輩弁護士もそう仰っていたのが嬉しい。検事ならずとも,法曹になるには必読書。国民皆読の書,とも言いたい。 検事志望のロー生,修習生の方,いやすべての法律家の卵諸氏,今すぐ,読むべき。このを読んだことが,今の僕の財産になっている。特に刑事弁護において。 被疑者被告人,いや人間すべてに対する接し方が,きっと変わると思います。

    ロースクール生へのお奨め本 - 川塵録
  • 『超訴訟社会』平野晋・著 | 「ビジネスブックマラソン」バックナンバーズ

    以前、スタッフと一緒に韓国料理屋に行った時、隣に座っていた40代の女性が、韓国人のスタッフに激しくクレームをつけていました。 せまいお店に2人で来ているのに、「お皿が多いんだから、もう一つテーブルを使わせなさいよ」と言って、混んでいるのに4人掛けの席を占領する。 絶対にべ切れないほど頼んでおいて、余ったから「お土産にして。早く」とせかす。 挙句の果てに、包むのが遅いと言って起こり出す始末。一緒にいる母親と思しき女性も、まったく口をはさめない。 その様子が同じ日人として許せなかったので、スタッフとの会話を装いながら、こう話しました。 「なあ、ホスピタリティの日語訳って知ってるか?」 「え、知りません」 「過保護っていうんだよ」 それを聞いて、少しやわらいだようですが、当に最近は権利ばかりを主張する人間が増えて、困ったものです。 日の一冊は、中央大学総合政策学部教授であり、米国(NY

  • Y. ITO's Diary:名もない顔もない司法

    December 16, 2007 名もない顔もない司法 ダニエル・H・フット(溜箭将之訳)『名もない顔もない司法』(NTT出版、2007年) これもギックリ腰病床にて読了。日米の司法制度の相違、名もない顔もない裁判官としての日の裁判官のあり方、さらに、近年の司法制度改革がそのようなあり方を変える可能性がどこまであるかを検討する。日米の相違や日の裁判官の特質として語られる内容はこれまでも幾度となく語られてきたことだが、ラムザイヤー=ラスムッセンなど最新の研究が紹介されているのがうれしい。個人的には、書の最後の、裁判員制度についての分析と予測が興味深かった。いくつか引用。 「これだけ論議を呼んだ[裁判員]制度の目的に関して、国会も最高裁判所も、簡単できわめて抽象的な説明しかしていない。しかし、新しい制度の裏にはさまざまな動機が渦巻き、それが互いに重複し、補強するかと思えば、相反して矛

  • 「社内弁護士」という選択 - アホヲタ元法学部生の日常

    社内弁護士という選択―インハウスカウンセルの実際の仕事を描いた15講 作者: 芦原一郎出版社/メーカー: 商事法務発売日: 2008/04/01メディア: 単行購入: 5人 クリック: 25回この商品を含むブログ (15件) を見る 0.はじめに 新司法試験も終わり、そろそろ大手事務所における就職活動が始まる季節がやってきた。 就職活動上、非常に参考になるとして、「社内弁護士という選択」というがある。 1.の概要 このは、アフラックの最初の社内弁護士である筆者が、その経験を元に、社内弁護士は何をするのか、何ができるのか、社内弁護士が入ると会社はどう変わるのかを論じている。アメリカでは、社内弁護士が普遍化しているようであるが、現在の日では、社外弁護士一辺倒から、社内弁護士普及への移行期といえるだろう*1。 2.社内弁護士の役割 著者は、社内弁護士について、プレーヤーとマネージャー

    「社内弁護士」という選択 - アホヲタ元法学部生の日常
  • 弁護士の就職と転職 - アホヲタ元法学部生の日常

    弁護士の就職と転職―弁護士ヘッドハンターが語る25の経験則 作者: 西田章出版社/メーカー: 商事法務発売日: 2007/12/01メディア: 単行購入: 6人 クリック: 67回この商品を含むブログ (16件) を見る 毀誉褒貶があるである。 このは、弁護士資格を持った弁護士のヘッドハンターである著者が、その経験から、弁護士の就職と転職について問題提起したである。 このが批判される理由はわかりやすい。冒頭の「弁護士の品格」の項目で、語られている内容が「弁護士報酬」についてである。もっと他に品格の問題はあるだろと眉をひそめる人もいるかもしれない。 また、問題提起をしているだけで、具体的な解決策を銘記しているわけではない。そのため、具体的な転職の悩みを抱えている弁護士や、就職の悩みを抱えている修習生(含予定者)が、自己の抱える問題を解決する処方箋を求めて読むと幻滅するだろう。 また

    弁護士の就職と転職 - アホヲタ元法学部生の日常
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