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2015年1月31日のブックマーク (1件)

  • 心理データ解析第10回(2)

    共分散構造分析(構造方程式モデリング; SEM) これまでに説明してきた重回帰分析や因子分析,判別分析など,多くの多変量解析は,共分散構造分析(共分散構造モデルともいう)あるいは構造方程式モデリング(structural equation modeling; SEM;構造方程式モデルともいう)の一部と言い換えることもできる。 共分散構造分析(構造方程式モデリング)とは,構成概念や観測変数の性質を調べるために集めた多くの観測変数を同時に分析するための統計的方法である(豊田, 1998)。 共分散構造分析で扱うのは「因果モデル」である。つまり,ある変数が別の変数に影響を与えることや,ある観測変数がある潜在変数から影響を受けることなどを扱う。 共分散構造分析の因果モデルは,使用者が設定しなければならない。従って,どのような分析がどのような因果モデルに相当するのかを知っておく必要がある。 Amos