クリスマスを華やかに彩るイルミネーション。最近は電球の代わりにLED(発光ダイオード)が主流になりつつあるが、クリスマスカードにも使われ始めている。今やクリスマスカードは、光や音を駆使した豪華版が人気。メールが普及したことで、逆にカードの“手作り感”や、手にとって絵や飾りを眺める楽しみが見直されてきた。 ★LED付き3割増 「これまでは1枚680円程度が主流だったが、今は1300〜1500円とさらに値段が上がった」 丸善日本橋店(東京都中央区)の谷本大介・文具グループ長は、LEDとメロディーの付いたカードの販売好調に「商売としてはありがたい」と目を細める。 今年のLED付きカードは、点滅したり、色が何色にも変化するなど、“見せる”工夫が目立つ。LEDなどの電子部品が安くなり、カードの高機能化が進んでいる。 メロディー音も、単調な音から携帯着信音に似た、透明感や奥行きのあるものに変わった。「