道の駅秋鹿なぎさ公園(松江市岡本町)に寄贈された段ボール製の授乳室が、交流サイト(SNS)などで物議を醸している。設置を評価する声がある一方、天井が開いているなど、安心して授乳できる環境ではないといった投稿が相次いだ。市は急きょ天井を覆う対策を講じた。今後も利用者の意見を取り入れて改良を進める考えだ。(片山皓平) 授乳室は強化段ボール製で、幅と高さが約2メートル、奥行きが約1メートル、重さ20キロ。光を取り込むため天井が開いており、入り口にカーテンが付いている。 設置報道を受け、X(旧ツイッター)では「鍵も天井もなく怖すぎる」「いつのぞかれるかも分からない質素な作り」と、批判的な書き込みが相次いだ。道の駅設置者の松江市にも、22日までに10件以上の意見が寄せられた。 22日に公園に来た人からも賛否があった。8カ月の娘と夫と一緒に訪れた出雲市の主婦(28)は「道の駅にあることは助かる。ただ、
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