渋谷駅の地下はダンジョンのようだとよく言われる。階段を下りてみたら意外なところに出ることもしばしばだ。 それは僕だけではないようで、いかにも渋谷というファッショナブルな人たちもうろうろ迷っている。 あの階層構造がわかる三次元の地図があるべきではないのか。そうすれば渋谷駅地下も把握できるに違いない。
渋谷駅の地下はダンジョンのようだとよく言われる。階段を下りてみたら意外なところに出ることもしばしばだ。 それは僕だけではないようで、いかにも渋谷というファッショナブルな人たちもうろうろ迷っている。 あの階層構造がわかる三次元の地図があるべきではないのか。そうすれば渋谷駅地下も把握できるに違いない。
先頃、生きているダイオウイカの水中映像が撮影されて各所で大いに話題になった。ダイオウイカといえば誰もが知る深海の巨大なイカである。 しかしその映像史に残る成功の立役者として、もう1種類の巨大イカがいたことはあまり知られていない。ダイオウイカをおびき寄せる餌となった「ソデイカ」である。 今回はあえて、そのソデイカにスポットを当ててみたい。
「こんな素敵な乗り物にタダで乗れるなんて」 エスカレーター鑑賞の第一人者である田村さんの名言である。 今回は、その田村さんがお薦めするエスカレーターをめぐるツアーに参加してきた様子をレポートします。すてきだよねえ、エスカレーター。 (大山 顕) 今回出会った素敵なエスカレーターたち さすが第一人者。今回東京は池袋から出発し最後は新橋までエスカレーターを見てまわったのだが、このコース選びが実にすばらしい。ダイナミックなものあり、かわいらしいものあり、ぴかぴかのおしゃれなものあり、ビンテージなものあり。初心者にも分かりやすいラインナップだ。「初心者」ってなんだ。 まずは、エスカレーター撮影は不慣れながら撮ってきたエスカレーター写真をご覧いただこう。
「高校生ロボットアメリカンフットボール」という競技をご存じだろうか。ロボット相撲なら聞いたことがある人も多いと思うが、ロボットアメリカンフットボール(通称ロボフト)となるとまだまだ知らない人の方が多いのではないだろうか。かくいう私もつい最近、その存在を知ったばかりだ。 工業系の学科で学ぶ高校生以外には縁遠いこのロボフトという競技、今大会で3回目とまだまだ歴史も浅いのだが、資料を読む限りこれがとてもおもしろそうなのだ。 そこで2/17に開催されるロボフト全国大会の出場校をみてみると、偶然にも知り合いが勤務している高校が入っていたので、参加選手を取材させていただくことにした。 (text by 玉置 豊) ロボフト大会の概要 ロボフトは全国の工業系学科で学ぶ高校生を対象とした競技会で、地方予選を勝ち抜いてきた全17チームの猛者達が、ここパシフィコ横浜に集結した。 工業系の高校生といっても、ドラ
早い話が『電波少年』である。昔『電波少年』というバラエティ番組が流行った。目隠ししてヘッドフォンを被せられたレポーターが、悪いプロデューサーに知らない場所へ連れていかれるのだ。目隠しをとった先が現場である。「ゲ~、なんだここ?」となって企画が始まる。 僕はこの連れていかれる人が羨ましかった。目を開けたら違う世界。そんなの絶対楽しいに決まってるのに何ブーブー言ってるのか、と憤りさえした。 やってみたら色々意外な所を通過しながらもやっぱり楽しかったので(後に同行者の石川が今年度ベストの遊び体験と評するくらいに)ご報告したいと思います。 (text by 大北 栄人 assisted by 石川大樹) レジャーとして連れて行かれる ということで目隠しをしてどこか違う場所に連れていってもらうために渋谷駅に来た。取材に協力してくれた石川に連れていってもらうのだが、せっかくなので交互に場所を考えて各々
昨年末、「デイリーポータルZ忘年会」というイベントを開催した。赤いドーランを配布して、出演者、お客さんともに酔っぱらいのように顔を赤くしてもらった。 右の写真は本番直前、控え室での写真である。ライターの藤原くんが箱を作っているのをライター住さんが手伝っている。 しかし、邪魔しているようにしか見えない。 酔っぱらった親戚のおじさんが甥の宿題の邪魔してるようだ。「おじさん、あっち行ってて!」と言いたくなる。 酔っぱらいメイクおそるべし、である。頬が赤らんでいるだけで行動の意味ががらっと変わるのかもしれない。(林 雄司) 立ってるだけで意味が違う しかしピエロのように顔ぜんたいを塗るわけでもなく、ちょっと頬にドーランを塗るだけである。女性ならばあたりまえのようにチークを塗だろうし、それでそんなに変わるのだろうか。 住さんの写真はイベント前にたまたま撮れただけかもしれない。そう思いつつも撮ってみた
東京都内の大通り、その両側にはひしめくようにして高いビルが連なっている。途切れることなく続くそれは、いかにも都会という景色のわかりやすい一つの例と言えるだろう。 しかし、そんな中にも時々あれっと思わされることがある。小さな建物がぽつんと混ざっていることがあるのだ。 意識しなければなんとなく通り過ぎてしまうそんな風景。しかし、よくよく目を凝らすと、ずいぶんとコントラストの高い状態に気づかされることがある。 今回はそんな景色を探して、いろいろと回ってみました。 (小野法師丸) ●ひっそりたたずむ姿が気になる 高いビルが居並ぶ東京の大通り。ずいぶんびっしり建てたもんだと感心させられるほど、隙間なく埋め尽くされている。都会の当たり前の状況だと言っていいだろう。 しかしそんな中、ビルに挟まれたちっこい建物を見かけることがある。たとえばこういう状態だ。
「フルーチェ」を嫌いな人って、いるんでしょうか。 牛乳を混ぜて作る、かんたんデザート。実は、牛乳とクエン酸を化学反応させて、ゲル化させる過程を楽しんで食べるもの…という非常に科学的なお菓子らしいのですが、「フルーチェ」自体には、懐かしい優しい印象しかありません。 小さい頃、お母さんと一緒に作って、家族四人で食べたフルーチェ。修学旅行の夜、こっそり作って、クラスメートと食べたフルーチェ。 インスタントだけど手作り感あふれる、白くてうす甘い、不思議な食べ物、フルーチェ…。 とかいう話を、酒を飲みながらしていたら、 「そういや、フルーチェっぽいお菓子の作り方を知ってるよ」と、知人が。 「なに、それどんなの?」 「すんごーい簡単なお菓子。時間だけは、ちょっとかかるけど、これがなかなか、『うそ!』ってくらい、ハマる人はハマる味。フルーチェとかチーズケーキとかババロアとか好きだったら、イチコロだね」
わけのわからない「ハロウィン」というものが、今年もまたやってくる。 クリスマスにしろ何にしろ、宗教や宗旨におおらかな日本人を37年私もやってきたが、これほど不可解かつしっくりこない催しは他にはない。年々と日本人の便乗ぶりもひどくなっているが、皆本当に意味わかってやっているのか。納得しているのか。 中でもあのカボチャはなんだ。怖がらせたいのかなんなのか。魔除けのために怖い顔をくりぬいて火を灯すというが、怖くないじゃないか。かわいいじゃないか。 せっかく日本でやるなら、日本の風土にあった、湿気を帯びた恐怖の表情を追求したほうがいいのではないか。問いかけだらけで恐縮だが、本当に怖いカボチャちょうちんとは何か、提案してみたい。 (乙幡 啓子) 怖くないどころか笑ってるぞ まずは敵情視察、と街に繰り出すや、どこもかしこもハロウィンで浮かれている。中にはハロウィン商戦とは無関係そうな店もあるし、ハロウ
8月の終わりに「アイスをたくさん食べると体温は下がるのか?」という記事を書いた。自由研究の役に立っただろうか?その中で僕は冷水でカップ麺を作って食べてみた。 冷水で作ったカップヌードルは、暑い日には嬉しい美味しさだった。冷たくて美味しかった。 今回はカップ麺のタイプ別に水で戻して食べ比べてみようと思います。水で作ったカップ麺、果たしてどんな種類でも美味しいのだろうか? (text by 松本 圭司) ■東洋水産 赤いきつね 赤いきつねは熱湯でも5分掛かるカップ麺界のスローフードである。だからフライ麺なのに水で食べられるようになるまで結局40分待った。 これはもう立派に普通にスローフードである。 休日の朝にだけ許される贅沢な時間の使い方。なんだか優雅な思いで冷たい赤いきつねをすすった。 食べると、ちょっと麺がボソボソする。スープもしょっぱく感じる。あげは、甘い。塩味も甘味も、全体的に強調され
以前、このサイトで藤原さんが書いた「ひじおしり探求」という記事があった。ひじを曲げたときにできるおしりのような形をした部分にパンツを履かせるという記事だった。 記事を読みながら。おもしろいと思いつつ、「藤原くんに負けたくない」という気持ちも湧いてきた。 実年齢は三十代半ばに差しかかった私。思春期は遠い昔に終わっているはずだが、心の中で春を思う灯は消えたわけではない。おっさんの本気を藤原に見せてやりたい。 ひじ以外の、尻のようで尻でないもの。そうだ、桃があるじゃないか。そういうわけで、桃にパンツを履かせてみた。 (小野法師丸) ●桃選びの新基準 桃が尻に似ているなんて、改めて言うべきことでもない。人類は桃を最初に見たときから、「ああ、尻に似ているな」と思ったに違いない。 そしてそのことは、当たり前過ぎるがゆえに、誰の口からも語られなくなったのだと思う。今さら「桃ってお尻に似てるよね」と言った
2年前から山に行っている。富士山に登るためにボチボチ山に行っていたら楽しくてハマってしまい、以降よく行くようになった。最近は毎週の様に山に行っている。 何度か登っているうちに、山登りってなんだかゲームっぽいなぁって思った。行き先の決定、装備の選択、地図を見てルートを確認。準備の時点からロールプレイングゲームみたいなのだ。 今回は、山登りとゲームの共通点を探しつつ、じゃあ山登りってゲームにならないか?という点について考えていこうと思います。今回は全力で書きたいことを書き散らかします。 長々ダラダラ、富士山登山の様な長さとダラダラ感で書いていくよ! (text by 松本 圭司) ■行き先の決め方がゲームっぽい まずは目的地の決め方がゲームっぽい件。ゲームでは自分のレベルや装備、パーティーの構成で目的地を決める(または、レベルにあったイベントが用意されている)。ゲーム開始直後からメルキドとかロ
歌のメインパートに別の音を重ねてハーモニーを作り出すハモリ。美しいハモリは歌の表現に幅を持たせ、聞く人たちを魅了する。デュオで活躍するアーティストたちも、ハモる事でその魅力をより大きなものにしていたりする。チャゲ&飛鳥とかケミストリーとか。 そんなハモリを歌ではなくしゃべり声に当てはめる事は出来ないだろうか? 例えば天気予報とか。普通にしゃべって予報を伝えている声にハモリを重ねてみるのだ。楽しくて説得力のある天気予報になりそうである。 試してみた。 夢は広がる 天気予報をハモって伝える。きっと画期的な試みとなるに違いない。はやる気持ちを抑えながら、ハモるための予報内容を、某日の気象概況から拾ってみた。以下の文章である。 「天気予報です。北上を続ける台風第9号は、明日未明から午後にかけて八丈島の南の海上を通過する見込みです。その影響を受けて、関東近海は大しけとなる所があるでしょう。船舶は充分
夏だ。自転車に乗る人は分かると思うが、サドルがお尻焼き機になる季節である。 なぜならこの時期、自転車をしばらく日差しのあたる場所に置こうものなら、サドルがものすごく熱くなる。熱いことに気づかず座ってしまい、「アチッ!」と心の中で叫んだことは何度もある。 しかしこのサドルの熱を利用すればコーヒーを沸かせるのではないだろうか。自転車を置き、帰ってくる。いつもならそこでアチッとなるとこだが、そうならず颯爽とホカホカのコーヒーを飲む。かっこいい。 かっこいいので自転車のサドルでコーヒーを沸かそうと思います。 (text by 小柳健次郎) サドルはどれくらい熱くなるのか まずはサドルがどれほど熱くなるか調べる。今回は一般的なシチュエーションとして、よく晴れた日にジャスコの駐輪場で30分ほど自転車を止めて温度を見てみた。
キーレスエントリーという装置がある。車に直接キーを挿さなくてもボタンひとつでロックを外すことができる電波式遠隔装置だ。今回キーレスエントリーの有効距離を伸ばす方法を教えてもらったので試してみた。 (安藤 昌教)
蒸し暑い夜が続くと、真夜中に、突然「そうめんが食べたい」と思うことがある。あの細い麺をするするっと、かっこみたい。特に書き仕事などしているときだ。 そしてなぜかそんなときに限って「ふつうにザルに盛って食べるんじゃなく、流しそうめんがしたい」などと突拍子もないことを考えたりする。都会の片隅で真夜中に仕事という、自由のままならない環境にあると、人はより強く奔放さを求めるものなのだろうか。 とにかく、活きのいいそうめんを食べたいと思い、真夜中にシステム構築してみることにした。寄り目で見ていただきたい。 (乙幡 啓子) 薬味じゃない、インフラだ そのシステム構築の材料とは、ネギである。 突然この人は何を言い出したんだと、いぶかしがらないでほしい。それにはちゃんと訳がある。
世の中で一番気持ちのいい行為はアイボンだと思う。アイボンというのは小林製薬さんの商品で、専用のカップを使用することで目を直に洗浄できるという非常に優れたアイテムだ(医薬品です)。だけど僕の顔はこのアイボンのカップにフィットしないのだ。なぜだ、こんなに好きなのに。 やりきれない気持ちで新しい装置を作りました。 (安藤 昌教) 瞬きする間に逃げていく コンタクトレンズユーザーにとってアイボンは聖なる水だ。世界がアイボンで満ちていたらどんなにすばらしいだろうか(溺れても本望だとすら思う)。今日もひと時の快感を求めてアイボンのカップを目に押し付けるわけだが、なぜかいつもうまくいかないのだ。カップの中で目を3回くらいぱちくりさせるともうすべての液が頬を伝って流れていってしまう。いくらカップを目にしっかりと押し付けても同じだ。
JRの運賃が変だ。 例えば高尾駅から東京駅に移動するとき、途中の新宿駅で一回降りると運賃が160円安くなる。 そうすることで安くなるのは以前から知っていたのですが、今回改めて調べてみるとどうしてそうなるのかも含めて納得いかないことばかり。どんなからくりなのか、知らない人は損してますから、難しいところは読み飛ばしてでもいいので知っておきましょう。 (荒原べんぞう) 貧乏学生の知恵 僕が大学生の頃、東京都八王子市は高尾で1人暮らしをしていました。実家に帰るときには、いったん東京駅まで行ってそこから高速バスに乗る、という経路で帰省していたのですが、あるとき、高尾-東京間をJRで移動する際、一回新宿で下車すると運賃が安くなることに気づきました。 どうしてそんなことに気がついたのか、お金がなかったから必然的に気がついたのかもしれませんが、なんで一回下車すると安くなるのか疑問に思って調べたりしました。
皆さんは、子供の頃に長縄跳びをやった経験はありますか。 私の学校では小中ともさかんで、休み時間には校庭のあちこちで、回数を数える声が聞こえていました。 もちろん大人になってから長縄跳びもすっかりやらなくなってしまいましたが、最近妹から興味深い話をききました。 代々木公園にお花見に行った時、友人同士で長縄跳びをしていたら、周りにいた見知らぬ人たちが次々に入ってきたというのです。 想像するだけでも楽しそう。という事で、縄を回しに代々木公園に行ってみました。 (text by ほそいあや) 代々木公園にやってきました。 この日はタイフェスティバルが行われていました。 5月の天気のよい日曜日。タイフェスにぴったりの陽気ですが、私の中では今日はすっかり縄日和です。 イベント会場の周りは賑わっていますが、奥の広場はどんな感じだろう?ガランとしていたらどうしよう? どきどきしながら広場へ向かいました。
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