JR南武線に快速列車が復活することになった。旧国鉄時代以来、33年ぶりの快速運行になる。2011年3月から走らせる。 JR東日本が24日発表したダイヤ改正で明らかにした。横須賀線に武蔵小杉駅を新設したのを機に同線や湘南新宿ラインの利用客が増加するとみて、利便性を向上させる。 快速の運行区間は川崎―登戸間で、午前10時台から午後3時台までに1時間当たり2往復する。途中停車駅は鹿島田、武蔵小杉、武蔵中原、武蔵新城、武蔵溝ノ口。川崎―登戸間の所要時間は約5分短縮するという。 南武線では旧国鉄が一時期、快速を運行。速度性能を向上させた新型車両の投入を機に、1978年のダイヤ改正で姿を消した。 このほか12月4日の改正では、湘南新宿ラインの昼間の1往復を10両編成から15両編成に増強。横浜線は午後9時台に東神奈川―橋本の下り列車を1本増発する。東海道線では「踊り子110号」を毎日運転に切り替