イラクで警察の検問所にタンクローリーが突っ込んで爆発して60人が死亡し、過激派組織IS=イスラミックステートによる、イスラム教シーア派を狙った自爆テロとみられています。 この爆発で、警察官のほか、車に乗って列を作っていた市民が多く巻き込まれ、治安当局によりますと、60人が死亡し、70人以上がけがをしたということです。 この自爆テロについて、過激派組織ISがインターネット上に声明を出し、「神の教えに背く者たちを殺害した」として犯行を認めました。 ヒッラはISが異端だとして敵視するイスラム教シーア派の住民が多く住むことから、シーア派を狙った自爆テロとみられています。 イラクでは、先月末にもバグダッドやその近郊で、ISによるシーア派の住民を狙った爆弾テロが相次ぎ、合わせておよそ100人が死亡したばかりです。 イラク政府はシーア派の民兵組織の協力を得てISとの戦いを進めていることから、ISとしては