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読み物と歴史に関するmame-tanukiのブックマーク (11)

  • サイファーパンクの爆弾工房

    ウィキリークスの「ケーブルゲート」事件は、かつてないほどの興奮と関心に満ち満ちたハッカースキャンダルだ(ウィキリークスのミラーサイトはここなど)。私はその手の話についてはよく書いている方だし、ネット上にはこの現在進行形の一大ドラマを根掘り葉掘り知りつくそうと躍起になっている知り合いが山ほどいる。だから、自分がこのきわめてニュース性の高い出来事を前にして、まるでエドガー・アラン・ポー的な憂にも似た、こんなに寒々しくげんなりした気持ちでいっぱいになるのはなぜなのかを説明するには、まだしばらく時間がかかりそうだ。 だが、この気分は誤魔化しようがない。 思うにこの悪寒の一部は、この事態が生じるまでにうんざりするほど時間を要したことであるに違いない。ついに——これほどの歳月が経った挙げ句に——サイファーパンクの古びた爆弾工房の自家製ニトロが火を噴くに至ったわけだ。そう、他でもないあの“サイファーパ

    サイファーパンクの爆弾工房
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/05/07
    SF作家ブルース・スターリングが語るウィキリークスの源流としての"反・暗号技術規制"運動。WLの陰画としての国家安全保障局。アサンジとマニングの違い… #wl_jp
  • ダメなヤツほど「幸福」への近道がある。なぜか?:日経ビジネスオンライン

    スキャンダルだった。 何しろ、子どものころから数十年にわたって比叡山で修行を積み、「智慧第一」とあだ名されるほどの秀才僧侶だ。それが、突然、山を下りると京のみやこに移り住み、「修行はいらない、戒律も守らなくていい」と言い出したのだ。「念仏さえ唱えれば極楽へ行ける」「悪人こそ救いの対象だ」と。 ときは平安末。秀才僧侶の名は、法然。 彼の思想は「浄土の教え」と呼ばれている。 「一枚起請文」……法然の浄土の教え 法然は、どんな悪人でも、阿弥陀仏(あみだぶつ)の名を呼んで救いを求めれば、死後、つらいことなどひとつもない阿弥陀仏の国(極楽浄土)に行くことができる、と言う。 では、その阿弥陀仏の名を呼ぶこと、つまり念仏は、どんなふうにすればいいのだろう。 特別な唱え方があるのだろうか。

    ダメなヤツほど「幸福」への近道がある。なぜか?:日経ビジネスオンライン
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    mame-tanuki 2011/04/24
    法然著『選択本願念仏集』に学ぶ、絶望している人が抱えるマイナス感情をプラス感情に大逆転させる考え方。
  • 寺田寅彦 津浪と人間

    昭和八年三月三日の早朝に、東北日の太平洋岸に津浪が襲来して、沿岸の小都市村落を片端から薙(な)ぎ倒し洗い流し、そうして多数の人命と多額の財物を奪い去った。明治二十九年六月十五日の同地方に起ったいわゆる「三陸大津浪」とほぼ同様な自然現象が、約満三十七年後の今日再び繰返されたのである。 同じような現象は、歴史に残っているだけでも、過去において何遍となく繰返されている。歴史に記録されていないものがおそらくそれ以上に多数にあったであろうと思われる。現在の地震学上から判断される限り、同じ事は未来においても何度となく繰返されるであろうということである。 こんなに度々繰返される自然現象ならば、当該地方の住民は、とうの昔に何かしら相当な対策を考えてこれに備え、災害を未然に防ぐことが出来ていてもよさそうに思われる。これは、この際誰しもそう思うことであろうが、それが実際はなかなかそうならないというのがこの人

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    mame-tanuki 2011/04/01
    「天災は忘れた頃にやって来る」では無く、忘れた頃に来るが故に天災。大津波も毎年来ればもはや天災に非ず。逆に夜も百年に一度来るなら天災、という話。
  • 北朝鮮アヘン農園で働いていたんだが限界かもしれない ――もうひとつの『クロッシング』 (1) - 大陸浪人のススメ 〜迷宮旅社別館〜

    中国語の大規模掲示板の書き込みを2ch風に翻訳。。元ネタは百度が多し。 (將華語有人氣的BBS留言用2ch的風格來翻譯) 更新がすさまじく空いてすまんかった。 理由のひとつは、 3月に中国で取材していた『g2』の原稿作りに苦労して、 編集さんに電話で半泣きで侘び続けながらGWを潰してカリカリと書いていたこと。 ※おかげさまで、完成版はそこそこ面白くなりそうではある。 だが、もうひとつの理由は 今回取り上げるスレが非常にディープであり、 みっちり訳していきたいと思える内容だったからだ。 まず、スレの紹介に入る前に、 参考になりそうな映画をおすすめしておきたい。 2002年の脱北者スペイン領事館駆け込み事件ほかいくつかの事件をモデルに、 北朝鮮の脱北者親子を描いた話だ。 脱北者100人以上に取材をして、 モンゴルや韓国国内に北朝鮮の街並みを再現したセットを作ったという

    mame-tanuki
    mame-tanuki 2010/05/14
    物語は、北朝鮮北部山岳地帯・両江道のとある山村が、1993年にアヘン農場に変わることから始まる。それは、ソ連崩壊で北朝鮮が国際的に孤立を深め、後に「苦難の行軍」と呼ばれる大飢餓時代の前夜…
  • 【日本人とこころ】白川静と出遊(上) 漢字を読み解く知的冒険  (1/5ページ) - MSN産経ニュース

    白川静という人は、漢字の研究者だと思っていた。実際そうなんだけど、知れば知るほど、それでは言い尽くせないと思える。哲学者とか思想家と呼ぶほうが、しっくりする。それほど著書の一行一行は深遠だ。 《漢字は、人類にとっての貴重な文化的遺産である》 そんな一文を記した『漢字』(岩波新書)が出版されたのは昭和45年。のちに『字統』『字訓』『字通』の字書3部作などをまとめる白川が60歳にして世に問う、初めての一般向け書籍だった。 古代の文化圏には、シュメールの楔(くさび)形文字やエジプトのヒエログリフなど多くの象形文字が生まれた。ただ、そのほとんどが滅び、漢字だけが「表意文字」として生き残っている。漢字の体系を研究すれば、人類の歴史を知ることができる、と白川は語り始める。前代未聞の知的冒険だった。 40年も前のなのに、いま読んでも新鮮。あちこちでハッとさせられる。何気なく読み書きしている自分たちの言

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    mame-tanuki 2010/03/28
    耳が痛い→《質素な生活が、豊かなものを生み出す基礎になるんです》「苦学したから、本は古本屋で読む。『一度しか見られない』と思うと覚えられたそうです」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    お買い物の美学:毎日の材調達篇 お買い物は様々な美的経験をもたらす行為である、と私は主張する。 私はお買い物が好きである。私は美学者である。美学者というのは日常的な経験(料理仕事)から非日常な経験(観劇だったり旅行だったり)まで、あらゆる経験における美的な要素を捉えたり分析したり…

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    mame-tanuki 2009/12/27
    歴史専攻者の溜息
  • どうして日本軍は真珠湾を攻撃したのか - 内田樹の研究室

    朝日新聞のイシカワ記者が取材に来る。 真珠湾攻撃について歴史的検証を行うという趣向である。 朝日新聞と日経済新聞には、前に原稿にアヤをつけられて「二度と書きません」と啖呵を切ったはずなのだが、違う部署の知らない記者から寄稿を頼まれると、因縁があったことをころりと忘れて「はいはい」と即答してしまう。 原稿を書いたあとになって「あ、いけね。朝日と日経には書かないことにしてたんだ」と思い出す、ということを何度か繰り返している。 困ったものである。 朝日と日経に書かないことにしたのは、この二紙のデスクが私の原稿に「書き直し」を要求したからである。 朝日は原稿を送る前に「社の方針に合わない内容なら書き直しを要求します」と言われた。日経は原稿を送ったあとに「・・・である」という断定を「・・・であると思う」(だか「・・・だと言われている」)に直せと言われた。 私はべつに両紙の社説を書いているわけではな

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    mame-tanuki 2009/11/25
    「対米開戦(国家レベルの選択)と真珠湾攻撃(軍事レベルの選択)」「海軍軍令部と連合艦隊」これをゴッチャにして真珠湾攻撃は秀才の「100点答案」と語るとマジメな人に怒られそうw▼米国のバカ排除機構は興味深い
  • 妄想大河ドラマ - FC2 BLOG パスワード認証

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    mame-tanuki 2009/11/23
    読んでモヤモヤが晴れた!「型を知って破れば型破りだが、知らずに破るのは型なしだ」。激しく同意。歴史をエンターテイメント化する時に、どこまでなら許容範囲かが見えた気がする。
  • これが大恐慌なら今は1938年  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2009年3月11日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 米国産業界を代表するゼネラル・エレクトリック(GE)が配当金を減額した。1938年以来初の減配である。今年、我々は恐らく、1938年以来最大の配当減額に見舞われることになる。 だが、1938年という年は一般に、経済史においては特に際立った年として記憶されていない。一体、何が起きた年だったのだろうか? この説明は、我々を大恐慌の歴史に誘う。これについてはJ・K・ガルブレイスが面白く詳述し、米連邦準備理事会(FRB)議長のベン・バーナンキが影響力のある論文を書いた。 株式時価総額が4分の3も吹き飛んだ大恐慌 1929年のウォール街の株式大暴落は、当初はそれほど劇的な出来事ではなかった。もっと近年の歴史の標準からすると、当時の株価の調整は緩やかだった。それが際立っていたのは、株価の下落がいつまでも続いたことだ。 1933年にな

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    mame-tanuki 2009/03/15
    「1929年のウォール街の大暴落と類似しているのは、2000年の「ニューエコノミー」バブルの崩壊」/戦争準備と参戦の大規模公共支出で米英は復活/「大恐慌から学べることには限界がある」政治情勢が違いすぎる>正論
  • クリスティーナ・ローマー:大恐慌からの教訓 - P.E.S.

    オバマ政権の大統領経済諮問委員会(CEA)委員長で、元カリフォルニア大学バークレー校の経済学教授であるクリスティーナ・ローマー(この三腕の人)がブルッキングス研究所で3月9日に大恐慌からの教訓について述べたそうです。そのペーパーがオンラインに公表されてましたので、イントロ部分はおいといて*1、教訓部分だけ訳しました。もちろんローマーは経済学者ですが、今はオバマ政権の経済担当のトップの一人ですから、オバマ政権の景気対策についての考えを知る上でも面白いのではないかと。といっても、特に変わったことを言うわけではなく、経済対策としては当たり前の事がのべられているだけではあります。また別に研究論文でもないので、大恐慌からの教訓についても特に新しいことが述べられているわけでもありません。簡単なサーベイ論文みたいなものです。ただ、ニューディール=ケインジアン財政政策といった混同がいまだに結構あるようで

    クリスティーナ・ローマー:大恐慌からの教訓 - P.E.S.
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    mame-tanuki 2009/03/14
    教訓:1.景気対策は大胆に大規模で/2.ベタ踏みでも更なる金融緩和を/3.対策は早めに切り上げるな/4.金融と実体経済を絡めた回復循環を/5.世界みんなで対策を/6.止まない雨は無い。以上!
  • 絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第2回--Googleの開けてしまった箱の中味

    じつはコメントを送っていたNTTドコモ 最初に前回のおさらいをしておきましょう。スタート当初の携帯電話の絵文字には、キャリア間でメールのやり取りの中で文字化けしてしまう欠点があったこと、それを解決する仕組みをキャリア各社が作ったものの、その場しのぎの欠点の多いものであったこと、そして絵文字のUnicode符号化というのはそうした欠点を一挙に解決するはずであること。ついでにGoogle絵文字のUnicode符号化を進めることで、キャリア各社は今まで自分たちが育ててきた絵文字の主導権を奪われてしまうということも。 それから前回の最後では、キャリア各社に対してGoogleの提案についてどう思うか、パブリックレビューに参加する意向があるかを聞いてみました。そこでの回答は、各社そろって消極的と受け取れるものでした。 ところが前回の掲載後に、NTTドコモがGoogle絵文字メーリングリストに投稿し

    絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第2回--Googleの開けてしまった箱の中味
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2009/03/09
    連載第1回と第2回との間で状況に変化が。その時docomoが動いた!/前回の絵文字概論に引き続き、「Unicode帝国」政治学概論、「文字コード国際標準化における日本の役割」特講/読みやすく分かりやすいIT記事のお手本。
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