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ロンドンに関するmamimu_memoのブックマーク (2)

  • 自己肯定感の話 ①

    もうずいぶん昔のことです。 当時、すでに八十歳を超えていた母方の祖母とふたりきりで、ロンドンを旅したことがあります。 何故そんなことになったかというと、ある年のお正月、皆で祖母宅に集まったとき、私がイギリスで過ごした日々の思い出話を親戚たちに求められたのです。 それで問われるままにあれこれ語っていたら、祖母が「一生に一度でいいからイギリスに行きたい。お姫様のような旅がしたい」と言い始め、それを聞いた伯父たちが、それなら資金を出すから私が連れていってはどうか、と言い出したのだったと思います。 高齢者というのはたいてい何かしら気難しいところがあるものですが、祖母も典型的な「プライドが高すぎるめんどくさい年寄り」であり、既にまあまあ認知症も進んでおり、扱いの大変さを知っている母や叔母は強く反対しました。 祖母が海外で体調を崩したりしたら大変、というのが反対の理由でしたが、今思えばむしろ、ひとりで

    自己肯定感の話 ①
  • 「英国お召し列車」に日本製が採用されたワケ

    「快適で、とても速かったわ!」 日はまだ幕末だった1842年6月13日正午、英国王として初めて「列車」に乗ったビクトリア女王は、乗り心地をそう日記帳に記した。ウィンザー城の近くにあるスラウ駅とロンドン・パディントン駅を結ぶ40キロメートル弱の汽車旅だ。 175年後の同じ日、ビクトリア女王が体験した汽車旅と同じ区間をエリザベス女王も追体験した。「お召し列車」に使われたのは、今年秋からその路線に投入される日製車両。山口県下松市にある日立製作所笠戸事業所で造られた 「クラス802」と呼ばれるものだ。 エリザベス女王が乗った列車は、ビクトリア女王の「初乗り」の時と同じくスラウ駅を正午に出発。当時は同区間を約30分かけて走ったが、175年後のこの日は平均時速100キロメートルでパディントン駅まで19分で到着した。 プラットホームにあふれんばかりの人々に出迎えられたエリザベス女王はこの日、真新しい

    「英国お召し列車」に日本製が採用されたワケ
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