惡の華、プンプン、オナマス。青春ジュブナイルが大好き。 青春が終わっても、何を成し得ずとも人生は続く。 凡庸でも惨めでもカッコ悪くても、自意識と折り合いをつけ人は生きていかなければいけない… みたいな。 中高生だかの頃、まさに当事者だった時にも読んだけど、当時はあんまりテーマを理解してなかった。 なんか変態的でショッキングな作品くらいに思ってて、そういうのに惹きつけられる年頃だから読んでたって感じ。 まあ青春の当事者は青春について言及する大人を非常にウザく感じるものだし、そういうもんだと思う。 若さを大事にしろよ~と語る大人への死ねカスという思いは今でもよく覚えてる。 何を描いてるかをはっきりと意識したのは20前後になってからだった。 でも10代の頃も、ジュブナイルだの自意識だの定型的なワードに頼らず、肌感覚で描かんとするものに接近してたような気もする。 読んだ後の諦観や爽やかさの入り混じ