海外で買い物サービスを請け負う代理購入者は、中国各地の税関で一定量以上の商品を持ち込んだとして罰金を課せられた、と相次いでインターネットに投稿した。海外の爆買いブームを長い間けん引してきた同サービスへの摘発は、爆買いに打撃を与えるとの見方が出ている。 インターネットの投稿によると、9月28日、上海浦東国際空港で税関職員が中国人の旅行客に対して徹底的な荷物検査を行った。個人の使用では考えられない大量の化粧品、腕時計を所持する人に多額の罰金を科したという。スーツケースを開けたまま検査を待つ人が長蛇の列を作った。検査は当日の昼間から翌日早朝の1時まで続いたという。 香港から深センに入る出入境検査所の福田口岸でも、深セン市税関当局が同様の検査を実施した。 中国税関当局は、中国住民が外国で取得した総額5000元（約8万3200円）以上の物品がある場合、申告をしなければならないと定めている。 海外で購

東京五輪まで2年を切り、ボランティアの募集も開始された。一方、さまざまな人々がひと儲けを狙い、着々と“準備”を進めている。その種類はさまざまで、違法とは言い切れない「グレーゾーン」なものから、「そりゃ違法でしょ」というようなものまで……。 五輪開催のたびに横行する公式グッズの偽物だが、今回も例外ではない。在日中国人・M氏は話す。 「非売品の東京2020の公式ピンバッジの偽物が、中国ECサイトで1個80円で売ってたので試しに200個買って、日本のネット上で1500円で出したら即完売した。今、文房具やスポーツ用品を浙江省義烏市で、人形やおもちゃ類は広東省東莞市に発注交渉中。3400円のマスコット人形が、1個当たり400円で作れる」 中国で繊維加工の工場を持つ日本人の元にも製造依頼が。 「1万円以上する五輪公式の風呂敷クロスのコピーを作ってくれと見積もり依頼が来たばかり」 大会組織員会は「ECサ

料金の高さが批判されるスマートフォン（スマホ）市場で、中古品流通に注目が集まっている。中古スマホをうまく使えば負担は半分に減るが、日本で流通するのは新品のわずか5%で世界の半分の水準だ。メルカリ人気などで新品信仰が薄れるなか政府は負担軽減へ中古品流通を促すが、普及を阻む壁は高い。「日本から来たスマホ？もちろん大人気だよ」。中国を代表する交易の街、広東省広州市。商業ビルの一角は朝からアフリカ系バ

香港政府観光局、文化や食の魅力を紹介するイベントを東京・丸の内で開催　点心やローカルカフェメニューも提供 香港政府観光局は、東京・丸の内の商業施設KITTEで、「香港ウィーク2018　Greater Bay Area Showcase」を11月1日から4日まで開催する。 10月下旬から11月上旬にかけて、香港と日本の交流拡大を目指して東京で行われる「香港ウィーク」のプロモーションイベントの一環として行うもので、新しい香港の文化や食の魅力と、広東・香港・マカオ大湾区（グレーターベイエリア）の魅力を紹介する。来場者には、新しい香港の旅の魅力を紹介するブックレットをプレゼントする。 香港ゾーンでは、フォトスポットとして注目を集める香港島の「オールド・タウン・セントラル」（OTC）を、インタラクティブパネルや展示物で紹介するとともに、香港のユニークで活気ある雰囲気をそのまま凝縮した４つのミニチュア

「恋するシェフの最強レシピ」 (c) 2017 Beijing Phoenix Entertainment Co., Ltd. Shanghai Alibaba Pictures Co., Ltd. J.Q. Pictures Limited Dream Sky Films Co., Ltd. Huaxia Film Distribution Co. Ltd. We Pictures Ltd. Hakim Unique Media Group Co., Ltd. Blink Pictures Lian Ray Pictures. ALL Rights Reserved.［拡大］ この特集では台湾、香港、上海を舞台にしたラブストーリー7作品を紹介。ウォン・カーウァイ監督作「恋する惑星」をはじめ、舞台を台湾から日本に移したアレンジ版が公開中の「あの頃、君を追いかけた」、台湾の少年少女の淡い恋を

成田空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のバニラエアは、2018年10月5日(金)15時から10月9日(火)23時30分まで、わくわくバニラセールを開催しています。 対象路線は、国内線が成田発着の那覇、石垣、新千歳、奄美、函館線、那覇/石垣線、関西/奄美線で、国際線が成田発着の香港、高雄、台北線、台北発着の那覇、福岡、関西線の計13路線です。 セール運賃の搭乗期間は、2018年10月21日(日)から2019年3月10日(日)までですが、路線により設定日は異なります。運賃は国内線の那覇/石垣線が1,280円から、関西/奄美線が1,480円から、成田発着の新千歳、函館、奄美線が1,980円から、国際線は那覇/台北線が3,380円から、福岡/台北線が3,980円からなどと設定されています。 なお、わくわくバニラ運賃は販売座席数に限りがあり、一部に設定のない日、便があります。また、予約時に旅客施

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【香港=木原雄士】香港政府は5日までに英紙フィナンシャル・タイムズ（FT）の編集者ビクター・マレット氏の査証（ビザ）更新を拒否した。マレット氏は香港外国記者会の幹部を務めており、記者会が8月に開いた香港の独立を主張する政治団体「香港民族党」の講演会との関係を指摘する見方がある。FTは5日「香港でこうした事態に直面するのは初めて。理由も明らかにされていない」との声明を出した。香港メディアは香港政

香港航空は2018年11月28日(水)から、岡山/香港線を増便します。現在この路線は、月、金の週2便を運航していますが、増便後は水曜日が増便となり、週3便で運航します。 増便スケジュールは、香港発HX662便が12時15分、岡山着16時45分、岡山発HX663便は17時45分、香港着20時55分で運航されます。機材は、174席のA320を使用します。なお、岡山県が発表した2018年4月から9月までの運航実績は、利用者数は15,477人、搭乗率は81.5%でした。 詳しいスケジュールは、香港航空のウェブサイト、または下記の路線・就航都市ページ一覧から「時刻表」を参照ください。 ■運航スケジュール HX662便　香港　12:05 / 岡山　16:35　(月、金) HX663便　岡山　17:35 / 香港　20:55　(月、金) ＜増便分＞ HX662便　香港　12:15 / 岡山　16:45　

香港外国特派員協会は５日、ビクター・マレット副会長（英紙フィナンシャル・タイムズ記者）の就労ビザの更新申請を香港政府が拒否したことを明らかにした。同協会は８月、香港の独立を主張していた政治団体「香港民族党」の代表による講演会を開催し、香港政府と対立していた。民主派は「香港政府による報復だ」と非難している。 同副会長は８月の講演会で司会を担当した。中国本土と異なり、「一国二制度」によって言論の自由が認められている香港で、外国人記者へのビザ更新の拒否は異例。背景には、香港独立を容認しないという中国政府の強い意向が働いているとみられている。 英外務省報道官は５日、「懸念している」との声明を出し、香港政府に更新拒否の理由を速やかに説明するよう求めた。 香港政府は９月、香港民族党…

ＩＣＰＯ中国人総裁が行方不明＝一時帰国後、取り調べか 2018年10月06日01時07分 国際刑事警察機構（ＩＣＰＯ）の孟宏偉総裁＝２０１７年７月、シンガポール（ＡＦＰ時事） 【パリ時事】フランスメディアは５日、国際刑事警察機構（ＩＣＰＯ）の孟宏偉総裁が中国へ一時帰国した後に家族と連絡が取れなくなり、仏当局が捜査を開始したと伝えた。 中国、騒動挑発容疑で１８歳拘束＝ネットに「安倍首相は父」 仏ラジオ・ヨーロッパ１によれば、ＩＣＰＯ本部がある仏中部リヨンに残る孟氏の妻から仏当局に対し、孟氏が９月末に中国へ出発した後に連絡が取れなくなったと相談があった。情報筋はヨーロッパ１の取材に「仏国内で行方不明になったのではない」と述べ、中国国内で消息を絶った可能性が高いと説明した。 香港の英語日刊紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト（電子版）は情報筋の話として、孟氏が中国当局から取り調べを受けていると伝

フランス当局は国際刑事警察機構（インターポール、ＩＣＰＯ）の孟宏偉総裁が行方不明になったとして捜査している。事情を知る関係者が５日、明らかにした。複数の報道は中国国内で拘束された可能性を示唆している。孟総裁は中国公安省の幹部でもある。 非公開の情報だとして匿名を条件に語った関係者によると、ＩＣＰＯ本部のあるリヨンの検察が捜査を開始。ＩＣＰＯは孟総裁に関する報道を認めつつ、「フランスと中国の関連当局の問題」だと説明した。 香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト（ＳＣＭＰ）が匿名の関係者の情報として報じたところによると、孟氏は中国に先週到着した直後に当局の聴取のため拘束された。 孟氏の所在について、フランス大統領府は回答できる担当者が不在だとしており、中国当局はファクスと電話による取材要請に応じていない。 原題：French Said to Probe Disappearance of

サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」（https://www.iza.ne.jp/economy/）に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ

【パリ=白石透冴】中国出身の国際刑事警察機構（ICPO）の孟宏偉総裁が、フランスから中国に入った9月下旬から行方不明になっていることがわかった。中国当局に何らかの理由で拘束されている疑いがあり、ICPOの本部がある仏リヨンの検察当局は捜査を始めた。64歳の孟氏は中国公安省の次官を務めていた2016年、中国人として初めて任期4年でICPOの総裁に就任した。リヨン在住の孟氏の妻からこのほど仏当局に