GridFSの概要 MongoDBに保存できるドキュメントのサイズは、16Mバイトまでという制限があります。一般的なテキストデータを保存するには十分なサイズですが、巨大なテキストデータや動画などのバイナリデータを保存する用途では、16Mバイトを超える場合が出てきます。MongoDBに16Mバイト以上のファイルを保存したい場合、GridFSというインターフェースを使用します。GridFSを使用することにより、データを複数に分割[1]して保存することが可能となります。 今回はMongoDBでサイズの大きなファイルを扱う仕組みである、GridFSについて説明します。 図1 GridFSの概要図 ファイルをデータベースで管理するメリット ところで、ファイルをデータベースで管理することでどのようなメリットがあるのでしょうか。 多くのシステムでは、画像/音声/動画などサイズの大きなバイナリファイルは、
![第7回 GridFS─大容量のファイルをMongoDBに保存する仕組み | gihyo.jp](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d5ae1f8efdb7384fa72d793227d433c1e85a704f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgihyo.jp%2Fassets%2Fimages%2FICON%2F2012%2F1039_mongo_db.png)