タグ

ブックマーク / tech.preferred.jp (14)

  • 動的な計算グラフの型とshapeの“半”静的推論 - Preferred Networks Research & Development

    記事は、2019年インターンとして勤務した服部桃子さんによる寄稿です。 こんにちは、2019年度PFN夏季インターン生の服部桃子と申します。 私は今回のインターンで、Chainerを用いてニューラルネットワークを記述しているPythonスクリプト中の式の型とshapeを “半”静的に推論するというプロジェクトに取り組みました。 なお以下の話のより詳細な内容については、6/15から開催される国際会議 PLDI 2020 (ACM SIGPLAN Programming Language Design and Implementation) 併設のワークショップ MAPL 2020 (the 4th Annual Machine Learning and Programming Languages Workshop) で発表してきます。 PLDIはプログラミング言語の設計と実装に関する最高峰

    動的な計算グラフの型とshapeの“半”静的推論 - Preferred Networks Research & Development
  • Graph Neural Network を用いたグラフの木幅予測 - Preferred Networks Research & Development

    記事は、2019年夏のインターンシップに参加された中野裕太さんによる寄稿です。 皆様はじめまして。2019 年 PFN 夏季インターンシップに参加していた北海道大学の中野裕太です。ブログでは、私が夏季インターンで取り組んだテーマである、「Graph Neural Network を用いたグラフの木幅予測」について説明します。 要旨 与えられた無向グラフがどれくらい木に近いかを表す値である木幅は、グラフ上の組み合わせ最適化問題に対するアルゴリズムの効率性や解そのものと深く関係しています。しかし、木幅を計算することは NP 困難なため、木幅を計算するには頂点数に対し指数時間かかってしまいます。そこで、今回 Graph Neural Network を用いた 2 つの方法でこの問題にアプローチしました。1 つ目は、よく知られた既存のアルゴリズムと組み合わせ探索木の枝刈りを行い高速化を図り計算

    Graph Neural Network を用いたグラフの木幅予測 - Preferred Networks Research & Development
  • KubernetesのSchedulerを評価するためのシミュレーター「k8s-cluster-simulator」公開 - Preferred Networks Research & Development

    概要 2018年夏のインターンおよびPEとして勤務した薮内さんとそのメンターである谷脇、大村で開発したKubernetesクラスターのシミュレーターであるk8s-cluster-simulatorのアルファ版をオープンソースとして公開しました。このシミュレーターはKubernetesクラスタに投入されるPodのワークロードを時間とともにシミュレートできるため、Kubernetesのスケジューラーを番環境に投入する前に評価することができます。 開発の動機 PFNでは巨大なオンプレのGPUクラスタを持っており、その上でKubernetesを使って様々な実行時間の機械学習ジョブを研究者が実行しています。我々クラスターサービスチームのミッションの一つとして、GPUの利用率を向上させ費用対効果をあげることが挙げられます。一方で、研究者間で使えるリソースの平等さも考慮しなければなりません。これを実現

    KubernetesのSchedulerを評価するためのシミュレーター「k8s-cluster-simulator」公開 - Preferred Networks Research & Development
  • Rust向け字句解析器生成器「rflex」を公開しました - Preferred Networks Research & Development

    Rust向け字句解析器生成器である「rflex」をOSSで公開しました。ここでは簡単に、「rflex」や開発に至った経緯について紹介します。 https://github.com/pfnet/rflex PFNエンジニアの柏原です。あまりリサーチブログには出てきませんが、前回は「[BoF] How to choose programming language for product/in-house software development」というブログを書きました。 「rflex」はプログラミング言語処理系のフロントエンドにおける文字列解析を行うコンポーネントである字句解析器(Lexical analyzer)と構文解析器のうち、前者の字句解析器のコードを生成するツールです。字句解析器生成器の「flex」とよく似たツールとなっています。構文解析器の生成では 「GNU Bison」が有名で

    Rust向け字句解析器生成器「rflex」を公開しました - Preferred Networks Research & Development
  • Google Colaboratoryを用いた機械学習・深層学習の入門教材を無料公開(健康・医療向けデータを用いた実践編も含む) | Preferred Research

    Home Blog Google Colaboratoryを用いた機械学習・深層学習の入門教材を無料公開(健康・医療向けデータを用いた実践編も含む) PFNのリサーチャの齋藤です。今年は色々な仕事に取り組みました。記事では、日メディカルAI学会が新しく始める公認資格へ向けたオンライン講義資料について書きます。 昨今、機械学習や深層学習といった技術IT企業のみならず様々な分野で活用されるようになってきました。その一つに医療分野があります。しかし、忙しい臨床医・研究医・その他医療従事者の方々の中には機械学習や深層学習の可能性を知りつつも、なかなか自ら手を動かして学び、それを医学の研究や医療の現場へ生かしていく時間がとれない方もいらっしゃいます。その大きな理由の一部には、特に深層学習を実践的に用いる方法を学ぶ場合に必要となる計算機環境の用意および環境構築が難しいといった点があります。 そこ

    Google Colaboratoryを用いた機械学習・深層学習の入門教材を無料公開(健康・医療向けデータを用いた実践編も含む) | Preferred Research
  • 深層強化学習ライブラリChainerRL - Preferred Networks Research & Development

    Chainerを使った深層強化学習ライブラリChainerRLを公開しました. https://github.com/pfnet/chainerrl PFNエンジニアの藤田です.社内でChainerを使って実装していた深層強化学習アルゴリズムを”ChainerRL”というライブラリとしてまとめて公開しました.RLはReinforcement Learning(強化学習)の略です.以下のような最近の深層強化学習アルゴリズムを共通のインタフェースで使えるよう実装してまとめています. Deep Q-Network (Mnih et al., 2015) Double DQN (Hasselt et al., 2016) Normalized Advantage Function (Gu et al., 2016) (Persistent) Advantage Learning (Bellemar

    深層強化学習ライブラリChainerRL - Preferred Networks Research & Development
  • SIGMOD Programming Contest 2016 優勝 - Preferred Networks Research & Development

    はじめまして。7/1 に入社しました新入社員の秋葉です。参加していた SIGMOD Programming Contest 2016 の結果が先週末にアナウンスされ、アドバイザーとして参加していたチームが優勝となりました。コンテストと我々のアプローチを簡単にご紹介したいと思います。 SIGMOD Programming Contest とは? SIGMOD Programming Contest は学会 SIGMOD の併設プログラミングコンテストです。SIGMOD は VLDB と並ぶデータベース分野の最も有名な ACM 系の国際学会です。コンテストの題材も学会のテーマに沿っており、大規模データの処理の高速化を競うものが殆どです。特に、近年に論文が複数出ているようなホットなトピックが選ばれるようです。 ちなみに、参加者は学生に限定されています。チームの人数に制限はありません。チームは教員

    SIGMOD Programming Contest 2016 優勝 - Preferred Networks Research & Development
  • 画風を変換するアルゴリズム - Preferred Networks Research & Development

    Deep Neural Networkを使って画像を好きな画風に変換できるプログラムをChainerで実装し、公開しました。 https://github.com/mattya/chainer-gogh こんにちは、PFNリサーチャーの松元です。ブログの1行目はbotに持って行かれやすいので、3行目で挨拶してみました。 今回実装したのは”A Neural Algorithm of Artistic Style”(元論文)というアルゴリズムです。生成される画像の美しさと、画像認識のタスクで予め訓練したニューラルネットをそのまま流用できるというお手軽さから、世界中で話題になっています。このアルゴリズムの仕組みなどを説明したいと思います。 概要 2枚の画像を入力します。片方を「コンテンツ画像」、もう片方を「スタイル画像」としましょう。 このプログラムは、コンテンツ画像に書かれた物体の配置をそのま

    画風を変換するアルゴリズム - Preferred Networks Research & Development
  • 100倍で考える - Preferred Networks Research & Development

    私が最近強く印象に残った言葉が10倍で物事を考えるです[wired]。 これが私の記憶の中で拡大解釈され、今は100倍で物事を考えるようになっています。 「100倍」というのは一見すると不可能なことの例えのように思えますが、決してそんなことはありません。 どの程度現実的か例をあげて考えてみましょう。 DWH(DBと考えても良いです)という分野を考えてみます*1。 *1 この分野は専門家ではないのであくまで外から見ている素人の意見です。 2014年10月現在 Google BigQueryは1GBの保存に月あたり 約3円、クエリ時1TBスキャンあたり500円という価格設定です。基的なDBの操作は全部できて、その上でユーザーが自由に関数を定義できて、画面とつながって結果が数十秒で返ってきてです。これはこの分野を知る人にとっては衝撃的な価格です。 1昔前、DWHの世界では製品が数千万から数億円

    100倍で考える - Preferred Networks Research & Development
    manabou
    manabou 2014/10/06
  • ACL2014読み会を開きました - Preferred Networks Research & Development

    ワールドカップで寝不足の海野です。ドイツ強かったですね。 先週末の7/12(土)に、PFIオフィスにてACL2014読み会を開きました。ACLとは最もメジャーな自然言語処理の国際学会で、先月2014年の会議が行われたので、その論文を読んで発表しあいました。 狭い部屋でしたが、およそ30人の方に参加いただき、発表11件でした。質問も沢山飛んで盛況だったように思います。参加者も、大学や研究機関の先生から、企業の研究員、エンジニア、学生まで幅広くバランスよく参加していただけたようです。そのままオフィスで懇親会を行いましたが、実務で自然言語処理を活用されている方が多く、技術交流が進んだのであれば幸いです。 以下、発表された論文へのリンクと、当日の発表資料(アップされた分だけ)です。 @unnonouno How to make words with vectors: Phrase generati

    ACL2014読み会を開きました - Preferred Networks Research & Development
  • 数学に近い分野の情報収集 - Preferred Networks Research & Development

    はじめに 大野です。今回は数学に関する情報入手方法について、自分が知っている範囲でお話をしようと思います。特に4月に大学や大学院に入学した方や、数学の勉強を始めたいけれど何から始めればよいかわからないという方などを想定して紹介していこうと思います。 数学に限らないかもしれませんが、勉強をしようとすると解決すべき問題が色々と生じます。 そもそも文献(・講義録・雑誌)はどこにあるのか 文献はあるけれど、どれから調査・勉強を始めればよいか 勉強を始めたけれどわからなすぎる。誰かに質問したいけれどどこで聞けば良いのだろうか 以下では大体この流れに沿って情報源などを紹介していこうと思います。 文献を探す 図書館 私の地域の公共図書館は比較的数学が充実しており、数学もよく借りています。どの分野でも専門書は通常のよりも高額で、購入するのに躊躇するかもしれません。ですので、まず試しに図書館

    数学に近い分野の情報収集 - Preferred Networks Research & Development
    manabou
    manabou 2012/05/08
  • モダン並列・並行プログラミング ~ Concurrent Revisions による実装と現実 ~ - Preferred Networks Research & Development

    日社内向けのTechTalkにて、並列・並行プログラミングに関する話を行いました。 昨今、プログラムの並列化はなくてはならないものとなっています。しかし、そのプログラミング環境は依然としてロックを用いたものが主流です。今回の発表の主張を端的に申し上げますと、 “Locks must go!” ということになります。並列プログラミングに銀の弾丸はありません。しかし、ロックは別の何らかの安全性を確保したプログラミングモデルで置き換えられなければいけません。そうでなければ、再現しにくいバグに苦しめられ、終電を逃す日々と決別することはできないでしょう。また、ロックによるプログラミングの抱える質的問題にも言及しています。 この界隈の最新の動向として、去年OOPSLA’10にて発表されたConcurrent Revisionsについての解説も行なっております。また、弊社研究開発において、先日Con

    モダン並列・並行プログラミング ~ Concurrent Revisions による実装と現実 ~ - Preferred Networks Research & Development
  • dag_vector: ランダムアクセス可能な圧縮配列 - Preferred Networks Research & Development

    こんにちは、この夏はシルキードライで乗り切りたい岡野原です。 今日は最近公開したC++のオープンソースであるdag vectorについて紹介します。 github: dag_vector ライセンスは修正BSDライセンスです。 dag vector (direct accessible gamma code vector) は値を圧縮して格納したまま任意の場所の値を高速に参照可能な配列ライブラリです。しかもデータ末尾への追記が可能です。 dag vectorはstd::vectorのように利用できます。下にいくつか例を見ていきましょう。 dag_vectorの例 #include "dag_vector.hpp" // dag_vectorは0以上の正整数の配列を扱う配列。 dag_vector dv; // 値はいつでも追加可能。追加された値は圧縮して格納される // 正整数xは2lg(

    dag_vector: ランダムアクセス可能な圧縮配列 - Preferred Networks Research & Development
  • 分散データベース「HBase」の安定運用を目指して - Preferred Networks Research & Development

    1年経ってiPhone4の電池がヘタってきた、太田です。 指数関数的にエントリ数が少なくなってきたブログですがw、景気付けのためにエントリを投稿したいと思います!日はHBaseについてです。 Linux と Hadoop と HBase と ZooKeeper に詳しいあなた!あなたがターゲットです。 HBaseとは? HBaseとは、HDFS (Hadoop Distributed File System)上に構築された分散データベースです。大量の非常に細かいデータをリアルタイムに読み書き出来るのが特徴です。最近ではFacebook Messageの基盤技術として使用された事で注目を集めています。 HBase公式サイト Apache HBase ブック 保存されたデータはHDFS上に保存され、HDFSの仕組みによってレプリケーションされるため安全にデータを保持することが出来ます。 ま

    分散データベース「HBase」の安定運用を目指して - Preferred Networks Research & Development
  • 1