こんにちは、インフラストラクチャ部の橋本です。 このエントリは GREE Advent Calendar 2015の12日目の記事です。 はじめに グリーではOpenstack Swiftを使いSNSの画像の配信を行っていました。構成は下記のようなもので、WebDAVにWarp(Haskellで書かれていています)、一時的なキャッシュにはFlareを、恒久的な保存にはSwiftを使用しています。このたびSwiftからAWSのS3に切り替えることになりました。その引越にまつわる話です。 SwiftとS3は別もの(当たり前ですが) Swiftを採用される理由としてS3のAPIと互換というものがあります。しかし、それなりの規模で運用するには、バケット(Swiftの用語ではコンテナ)の構成に別々の工夫が必要です。 Swiftはバケットをほぼ無制限に作れます。その一つのバケットのファイルリストはSQ
