イェール大学助教授で経済学者の成田悠輔氏が9日、自身のツイッターを更新し、WEBの2番組から引退すると宣言した。 【動画】ABEMAでは…成田悠輔氏が経済政策について熱弁 成田氏は「日経テレ東大学とアベマプライムのYouTube登録者がそれぞれ100万人を超えたそうです。いい機会なので、私は両方の番組から引退します」と投稿。 続けて「1年ちょいありがとうございました。また22世紀にお会いしましょう」締めくくった。
台湾北東部・宜蘭県にある四つの村では、日本語と似た言葉「ニホンゴ」が今も中高年を中心に母語として話されている。日本の植民地支配を受けた戦前に日本語が現地の少数民族の言葉と融合して生まれた言語で、現在も生活言語として少数民族の村に残っているのだ。2種以上の言語が接触し合って新言語が生まれ、次の世代で母語として使われる言語は「クレオール語」と呼ばれる。私は以前、現地に通って連載記事を書いた。4村の一つ、寒渓(かんけい)村で歌手を目指す呉以諾さん(27)から「特別な新曲を作った」と連絡があり、村を再訪した。 先住民の強制移住で生まれた新言語 寒渓村は台北からバスを乗り継いで約2時間半の山間部にある。村人の多くは先住民タイヤル族。村中心部を流れる川には、タイヤル族伝統の意匠を凝らしたつり橋が架かっており、観光スポットにもなっている。 待ち合わせ場所の教会に行くと、呉さんが次男の約掌単(ヨナタン)ち
(文藝春秋・1836円) 小説という「ウソ」の臆面なさに対抗 小説(散文)は、詩歌(韻文)という本能により近いものを離れて生まれた人工アートである。この臆面もない「ウソ語り」に対しては、とくにポストモダン以降、様々なツッコミが入れられてきた。今世紀に入ってからの日本ほど、小説のウソ臭さと戦う前衛/実験小説が盛んに書かれ、楽しまれている国はないのではないか。その筆頭作家である円城塔の『プロローグ』は、まさに小説が生まれゆく“序章”を描く「自称『私小説』」。登場人物が使用言語を認識し習得する過程という、書き得ないことから書いた不可能小説だ。 冒頭は「名前はまだない」と始まり、「自分を記述している言語もまだわからない」と、この語り手は言う。作中の随所に、漱石の『吾輩は猫である』あるいは日本近代文学の引喩があり、小説という非効率的な創作形態や、日本語という複雑きわまる言語が、いかに“無茶(むちゃ)
すずき・こういち 横浜市出身。1971年早大文学部卒、72年日本能率協会入社。コンサルタントなどを経て92年、インターネットイニシアティブの前身企業を設立し、94年4月から社長。2013年6月から会長。第35回毎日経済人賞を受賞。68歳=東京都千代田区で2015年3月25日、小島昇撮影 日本で初めてインターネットの商用接続サービスを提供した「インターネットイニシィアティブ」(IIJ)の創業者で会長兼CEO(最高経営責任者)の鈴木幸一さん(68)が、新刊「日本インターネット書紀」(講談社刊)を出版した。副題の「この国のインターネットは、解体寸前のビルに間借りした小さな会社からはじまった」のとおり、1990年代の創業時の困難と、2003年に経営破綻した通信インフラ会社「クロスウェイブコミュニケーションズ」(CWC)の二つの舞台裏を赤裸々に明かしつつ、日本のインターネットの歴史と未来について記さ
学識豊かで、丁寧で、語り口もスマート……なのに、何かがおかしい。「原子力ムラ」の人たちを取材してきて、そう感じていた。そんなモヤモヤを晴らしてくれる人がいると聞き、会いに行った。著書「原発危機と『東大話法』」が話題の東京大学東洋文化研究所教授、安冨歩さん(49)その人に。【宍戸護】 ■エクスキューズ <世界は、人類が地球環境と調和しつつ平和で豊かな暮らしを続けるための現実的なエネルギー源として、原子力発電の利用拡大を進め始めていました。このような中で、東日本大震災および福島第一原子力発電所の事故が起こりました。我が国は、事故終息に向け最大限の力を発揮しなければなりません……> 一読、批判しようのない“きれい”な文章。実はこれ、東大大学院工学系研究科原子力国際専攻のウェブサイトに今、掲載されている「原子力工学を学ぼうとする学生向けのメッセージ 福島第一原子力発電所事故後のビジョン」の冒頭の一
宇宙飛行士の古川聡(さとし)さん(47)が今月8日、ロシアのソユーズ宇宙船に乗り込み約半年間の旅に出る。宇宙船のクルーといえば最先端技術を駆使する集団だが、飛行士たちが気にする「験担ぎ」があるという。毎日新聞の臨時ISS(国際宇宙ステーション)宇宙支局長を務める古川さんも実践するという伝統的な作法とは。【カザフスタン・バイコヌール大前仁】 ◇古川さん搭乗、8日打ち上げ 打ち上げ台へと向かうバスを降りて、おもむろに車輪におしっこをかける宇宙服の男たち--。この突拍子もない「伝統儀式」は、人類で初めて宇宙飛行に成功した故ユーリー・ガガーリン飛行士が、打ち上げ直前にしたことをまねたものだ。ガガーリンは初飛行から50年が過ぎた今も「ロシア宇宙業界の最大の英雄」。それだけに、同氏にまつわる数多くの験担ぎが、エピソードとして残されている。 ただでさえ歩きづらそうな宇宙服のファスナーを開けて、立ち小便を
[北京 1日 ロイター] 中国・山東省のある町が、パソコンなどで漢字変換できない珍しい姓を持つ住民に対し、名前の文字を変えるよう要求していたことが分かった。 改姓を求められたのは、山東省の町に住むShan姓の住民約200人。身分証や運転免許といった文書をパソコンを使って作成する必要性が高まったことから、一般的な文書作成ソフトでは変換できないShan姓の変更を余儀なくされているという。この町では2003年以降、Shan姓の家庭の新生児は、より一般的なXian姓で登録されるようになった。 この問題が先月初めて報道されて以降、同国ではインターネットで議論が白熱。そのほとんどがShan姓を守ろうと住民を支持する声で占められている。
福山市が公募していた「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」(同市、実行委主催)の第2回受賞作が23日発表され、「伽羅(きゃら)の橋」が選ばれた大阪市の会社員、糸(より)冬了(とおる)さん(44)が、ふくやま文学館(同市丸之内1)で記者会見し、喜びを語った。 応募作は海外も含め58点。公募の市民らが選考し、同市出身のミステリー作家、島田荘司さんの最終選考で受賞作を決めた。 「伽羅の橋」は、1945年の大阪大空襲の日に、夫と子どもを殺害したという過去を持つ高齢の女性マサヲに、介護士の四条典座(のりこ)が疑問を抱き、当日の真相を追求していくストーリー。 糸さんは3年ほど前に構想を得て、既にあらすじはできあがっていたが、細部の調べものが土日しかできず、苦労したという。糸さんは「仕事を終えて帰宅してから睡眠時間を削り書き上げた。この賞がなければ、ミステリーを書くことはなかったかもしれない
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