前回のクアトロンの記事←だけど実はテレビで例の吉永小百合のシャープのCMを見ながら「おいそれはないだろ」とつっつむついでに手慰みで作った「光の混色之図」、これ捨てるのも勿体ないぜ、そうだブログにのちゃえ、とそんだけの記事だった。
吉永小百合が出演しているシャープのCM(D:山本泰彦) テレビは、50年間、3原色でした。 学校で習った、3原色の原理です。 けれど、それは全ての色じゃなかった。 4原色で、テレビが変わる。 …てなナレーションが入り下図のようなビジュアルが出る この図に違和感を覚えた人々は多いはず。 特にフォトショッパーな人々は…。 だって、R+G+Bの三原色んときは光の混色なのに4つ目の黄色になると絵の具みたくなっちゃってる。 実際にここに黄色い光を組み合わせると下のようになるはず。 もしRGBのどれかと組み合わせてCMのようなオレンジを作ろうとするなら、グリーンと茶色…なんていうのはないからレッドを半分の明るさ(強さ)にしてかましてやる。 同じように薄い(明るい)グリーンを作るなら今度はレッドに半分の明るさにしたグリーンをかましてやる。 これが正しい光の混色(下図)。 黄色はレッド100%とグリーン1
■来るべき3D時代を見越した「クアトロン」技術 放送の枠組みやハードウェアの形態が変わるときは技術のブレイクスルーを実現する絶好のチャンスだ。最近ではフルハイビジョンの導入やBDの登場が強力なトリガーになり、テレビの進化が一気に進んだことが記憶に新しい。 2010年最大のトリガーはいうまでもなく「3D」だ。明るさ、応答速度、コントラストなどディスプレイの基本性能をすべて改善しなければ「3D基準」をクリアできないため、各社とも性能向上にしのぎを削らざるを得ない。 そうした背景があるから、「3Dコンベンション」の様相を呈した年初のCES2010でシャープが4原色技術「クアトロン」を発表したとき、それが来るべき3D時代を視野に入れた技術革新であることは誰の目にも明らかだった。 だが、同技術の意味するところはそこにとどまるものではない。2D表示を含めてディスプレイ分野全体に波及するきわめて大きな革
「“クアトロン”搭載AQUOSは4月から欧米市場で販売開始している。その高輝度性能は店頭で一目見るだけで、他社との違いは一目瞭然だ」。シャープ代表取締役社長、片山幹雄氏は2010年度の経営戦略説明会で、液晶テレビ事業の成長性について強気の見通しを語った。 “クアトロン”とは同社が開発した新しいディスプレイ技術で、光配向技術を採用してパネルの開口率を高くし、明るさや高速応答性、高コントラストを実現した「UV2A技術」と、映像信号を従来の3色から4色に増やして高輝度・高色再現性を達成した「4原色技術」を搭載した高性能パネルのこと。すでに店頭販売の始まっている北米の大手量販店では、常設展示コーナーの数が2~3倍に増えるなど、上々の手応えを感じているという。日本では今夏に3Dテレビを含めて“クアトロン”搭載AQUOSの市場投入が決まっている。 「世界の液晶パネル市場は、2010年以降も引き続き供給
ここ数年を振り返ると、テレビ業界は”デジタル化”と”フルHD化”という2つの流れに沿って歩んできた。しかし、42V型以上のテレビの多くがフルHDとなり、それ以下のサイズでも珍しいものではなくなった今、世界中で各メーカーのテレビが”同質化”してきている。 もちろん、実際には製品ごとの画質差は大きい。もともとアナログ・ブラウン管の特性に合わせて放送されている映像を、それぞれのディスプレイが内部で色や明るさを換算して再現しようというのだから、ここにはノウハウや技術力の違いが発揮される。 しかしスペックでいえば、どの製品も同じように見えるというのは否定できない。そんな中、少しでも他社製品との違いや優位性を発揮させるためにメーカー各社は努力を続けている。われわれ消費者は、期待に応えただけではあまり喜ばないが、それが期待値を超えたものだと感じると「次に買うならコレ」「他人にもその良さを知ってもらおう」
2010年の夏、AV製品で最大の話題といえば、やはり「3D」になるだろう。新しい映像表現が持つ可能性は、多くのAVファンの注目を集め、今後の拡がりも大いに期待が持てる。しかしながら、3D対応と並ぶ、いやそれ以上にエポックメイキングなテクノロジーがこの夏に登場した。それがシャープの4原色表示技術「クアトロン」である。 一般的な液晶テレビがRGB(レッド、グリーン、ブルー)の3原色の合成で構成されているのに対し、クアトロンは、RGBにY(イエロー)を加えた4原色表示を行うことで、従来の液晶テレビとは一線を隠す画質と省エネ性能を実現する。AQUOS誕生から10年を数える今年、その集大成ともいえる技術が、満を持して投入されたといえるだろう。そこで今回は、3Dモデルに先立ち、7月に発売される2Dモデル「LX3」ラインを通じて、その最新テクノロジーがもたらしたアドバンテージを検証していこう。 クアトロ
太陽光とスペクトル 太陽の光には、波長の長い赤から波長の短い紫まで、様々な色の光が含まれています。このようなすべてが混ざった光を白色光と呼びます。細いすきま(スリット)で絞った白色光をプリズムに当てると虹色の光の帯ができます。この帯を光のスペクトル、太陽の光によってできるスペクトルをとくに太陽スペクトルといいます。このうち人間が色として認知できるいわゆる可視光は、波長380nmから780nmの範囲です。 CIE (Commision Internationale de l'Eclairage, 1931) 1931年に国際照明委員会(CIE)は、色を数値で表現するシステムを確立しました。このシステムでは標準の光および標準の観測者を規定しています。 加法混色による等色実験 まずFをテスト光として、上下の色が同じになるように上の3つの光源を調節します。 C = αR + βG + γB
(未来:シャープの「QUADTRON(クアトロン)」は、テレビ画面を「絵作りされた写真」から、「ただのガラスの小窓」へと誘導するための、第一段階なのだと思う。 - 雑記/えもじならべあそび) (未来:シャープの「QUADTRON(クアトロン)」は、見慣れていない金屏風で目くらましをしたりせず、真面目に『千切りキャベツ』と『きんぴらごぼう』を表現できるように色変換テーブルを作り直してから、ソフトウェアアップデートで全機漏れなく直せよ、と思う。 - 雑記/えもじならべあそび) 1年ほど昔、3原色だとうまくキャプチャできなくて「こりゃあ、4色で数値化しなきゃダメかな」とか妄想してたことがある*1……のだけれど、シャープが似たよーなことを考えて製品化していたと知って、とても驚いた。 残念ながら、シャープのそれは「出画だけ」の話だけれど、将来に期待できるところがあると思う*2。 http://www
「色」を見るために光があっても、その光を受け入れる「眼の動き」が正常でなければ、「色」を正しく見ることはできません。 光はどのように受容され、「色」として認識されるのか? この章では、「眼の構造や働き」、「色を知覚する仕組み」についてお話します。 大田 登 (おおた のぼる) 東京大学理学系大学院修了 (1968年) 工学博士 (1973年) 富士写真フィルム(株)入社 (1968年) カナダ国立研究所留学 (1973年) 千葉大学工学部客員教授 (1996年) ロチェスター工科大学教授 (1998年) 著書 色彩工学 (第2版) 東京電気大学出版 (2008年) 色再現工学の基礎 コロナ社 (1997年) カラーイメージング (編集) 朝倉書店(2004年) 色覚モデル 人間の眼は、どのような仕組みで「色の知覚」を行っているのでしょうか。 これまでに明らかになっているのは、ヤ
PICKUP TECHNOLOGY 従来の映像の限界を超えた 光の表現を可能にする(High Dynamic Range)HDR 自然界と同じような臨場感を再現する、 リアルな絵作りへのこだわりを紐解きます。 詳しく見る AQUOS 4K NEXTが映し出す8K解像度※1の映像世界 ※1 水平7,680×垂直4,320画素の解像度チャート(静止画)による当社で定める輝度信号の解像度評価において。 8K液晶パネルを使用した製品ではありません。また、8K映像(動画)の外部入力や8K放送の受信には対応しておりません。 8K解像度の映像世界風になびく髪の毛の一本一本 が くっきり見える高精細 8K解像度の映像世界3メートル離れても 新聞が読める高密度 8K解像度の映像世界リビングから見える景色と まるで変わらない現実感 8K解像度の映像世界より自然界に近づく豊かな 色彩で 映像に立体感
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