6月24日、Samsung ElectronicsがQWERTY配列キーボードを搭載した携帯電話「SCH-i730」を北米向けに発売した(6月24日の記事参照)。同モデルはOSにMicrosoftの「Windows Mobile」を採用。昨今、PDAからの「乗り換え組」が著しいモバイルワーカー向けの端末だ。 北米市場や欧州市場で、この手のPDAライクな「スマートフォン」など高機能端末に一定のニーズがあり、ホワイトカラーに受け入れられていることについては、本コラムでも何度か紹介した(2月28日の記事参照)。日本市場ではコンシューマー層が携帯電話の高機能化を牽引したが、欧米ではビジネス層から高機能化のニーズが立ち上がっているようだ。 欧米のスマートフォンは、成り立ちから言っても“日本市場のハイエンド端末”とは一線を画すが、その中で筆者が注目しているのが、入力環境の柔軟性と進化である。 日本の携
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