2008年8月25日 インターネットをしていて、ページの文字が読みにくいと感じたことはありませんか?私はニュースサイトを見ている時に文字が小さかったり、背景色と文字色のコントラストが低かったりして、記事が読みにくいと感じることがあります。 よい解決策がないかと様々なWebサイトを探してみたらありました!なんと、文字サイズ、背景色、文字色が自分の好みに設定できるのです。 設定は設定パレットにある色を選択すればOKです。これなら直感的で簡単ですね。また、この機能を利用すれば色弱や弱視の方なども文字を読みやすくできるので、アクセシビリティに配慮している姿勢が伺えます。 ただ、文字色と背景色が同じ色で指定できてしまったり、そもそも、機能の入り口がユーザの目に付きにくい位置にあったり、ページによって機能の有無が異なっているため、ユーザのために用意したせっかくの機能も有効に使ってもらえないのではない
2002年7月18日 写真は、「VirtualCD7」というCD-ROMのデータをHDDに格納し、CD-ROMディスクやCD-ROMドライブがない環境でもコンテンツを利用できるようにする、CD仮想化ソフトと呼ばれる製品の画面です。 最近、長年使い慣れた某社のライバル製品がバージョンアップしてみたら、かえって使い勝手が悪くなってしまい決別を決意。他社製品への乗り換えを検討していたところ、これの体験版が使いやすさ、安定感ともにだったためライセンスを購入しました。 ただ一点、写真のダイアログには驚かされました。これはCD-ROMのデータをHDD上に仮想化している最中のものなんですが、「停止」、「中止」、「キャンセル」と同じような意味のボタンが3つもあるではないですか。多分、完全に止めてしまうのと、後から続きを再開できるのとかって違いがあるんでしょう(あとひとつは何だ?)。 このように文言が曖昧な
2008年9月18日 インターネットを使っていると、さまざまなウェブサイトでログインを求められますよね。私が最近買ったパソコンには、各サイトのログイン情報を保存でき、次回訪れたときに自動的に入力してくれる認証機能が標準でついてきました。とても助かる機能なのですが少し不親切な点もあります。次の写真は、初めて訪れるサイトでログイン情報を保存するかを聞いてくるダイアログボックスです。 ログイン情報を保存したい場合はそのまま「はい」を選べばいいのですが、保存したくない場合にあなたなら「いいえ」と「しない」のどちらを選びますか?何度か試したところ、次のようなことがわかりました。 「いいえ」:今回はとりあえず保存しないが、次回また保存するか聞かれる(一時的な拒否) 「しない」:これからずっとこのサイトでは保存しない(永続的な拒否) 一時的か永続的かの違いで、確かにどちらも「保存しない」ことにはなってい
2008年9月29日 その日、仕事帰りに同僚と一杯やったあと電車に揺られていたのですが、ついついお酒が進んだこともあり、電車を降りると一目散に駅のトイレに駆け込みました。 用を足し、手を洗おうと洗面所に立って、ほどよく染まった自分の赤ら顔を眺めたとき、おやっと思いました。 妙に、隣の洗面台にいる人の存在感が薄いのです。 そのトイレに洗面台は2台あり、私が片方の前に立ったとき、隣の洗面台には人がいました。それなのに鏡越しに目が合うこともなければ、視線を感じることもありません。不思議に思い、本来であれば隣の人が映っているであろう辺りを見ると、そこだけ鏡が曇りガラス状になっています。 これが存在感を和らげるトリックでした。鏡の一部を曇りガラス状にすることで映り込みを抑えるので、2人がそれぞれの洗面台の前に同時に立っても、鏡を通して目に入るのは自身の姿だけなのです。 駅のトイレは公共の場とはいえ
2008年10月 9日 家でゆで卵を作ることが多いのですが、なかなか好みの固さにすることができません。キッチンタイマーを使っても、火加減ひとつでゆで具合が変わってしまうからです。 そんなある日、こんなモノを見つけました。
2008年9月11日 仕事で外出する時のことです。もうすぐ出発しなければ間に合わないのですが、打ち合わせ資料や、報告書を急いで準備していました。念のため電車の乗り換え案内を印刷しておこうとして、いつも利用しているWebサイトにアクセスしました。 「あ!リニューアルされている…!」 リニューアル後のトップページは従来とレイアウトや入力方法も変わっており、戸惑ってしまいました。「なんでこんな時間がない時に…」と悔しがっていたのですが、画面上部に旧トップページへのリンクが用意されていることに気づきました。リンクをクリックすると、従来の慣れ親しんだトップページにアクセスすることができました。 実は、先ほどのリンクは目に付きやすくなるように工夫がされています。リニューアル前のトップページはオレンジが基調色になっており、オレンジ色のイメージがありました。「前のページはどこに行ったんだ~?」と探してい
2008年9月 1日 会社にあるテレビ用リモコンの乾電池が、切れていることに気づきました。 交換しようとしましたが、文具棚に乾電池の在庫がなかったため、会社の備品を購入しているインターネットショップのアスクルで注文することにしました。 会社では、いつもアスクルの乾電池を使っているのですが、一目でサイズがわかりやすいのが良い点です。サイズごとに色が異なっていて、ラベルにサイズが大きく表示されています。私はいつもこの乾電池を使っているため、写真を見ただけで迷わずサイズを判別することができます。 インターネットで注文する際に、サイズの判別しやすさが非常に役に立ちます。例えば、下図は他社製の単3、単4の乾電池ですが、画面上ではほとんど違いが無いように見えます。サイズを判別する手がかりは、商品名の文字列最後尾にある「単3、単4」しかありません。 アスクルの乾電池のように、ラベルデザインの工夫次第
2008年6月 5日 JR東日本の駅のホームでは、現金とSuica(※1)の両方が使える自動販売機が見受けられます。 私もたまに利用しているのですが、初めてSuicaで買ったとき、こんな体験をしました。 自動販売機の接触面にタッチし、欲しいジュースのボタンを押すと、 「・・・」 出てきません。 「あれ、なぜ?」 使ったことがある人にはおわかりでしょうが、Suicaで買う場合、現金とは逆で、欲しい商品のボタンを最初に押してからタッチしなければいけなかったのです。ちょっと考えれば気付くことですよね。でも、今までは、最後にボタンを押すことが当たり前だったので、はじめは何がいけなかったのか全くわかりませんでした。 “自動販売機でジュースを買う”こんな単純なことだからこそ、今までのメンタルモデル(※2)が覆されると、混乱を招くのです。その後は、もう2度と買い方を間違えることはありませんが、最初にボタ
2008年3月17日 地下鉄を降り、地上に出るときのことです。初めて利用した駅なので、改札を出た後、自分が何階にいるのかよくわかりません。とりあえず上に行こうと考え、エレベータに乗りました。「出口は何階かな?」とボタンを押そうとすると、「地上出口」と「改札」のボタンが目に入りました。 エレベータのボタンには行き先階数を示す数字が印字されているものが一般的です。ところが、このエレベータでは数字ではなく行き先の名称が印字されています。数字ボタンの場合、駅の構造を知らない人だと「何階に行き先があるのかを案内板などで確認する必要があり、「行き先」と「階数」の結びつけに手間がかかります。このボタンの様に行き先名称を表示すると、駅の構造を把握していなくても、迷わずボタンを押すことができますね。 ※補足:その他にもコンコースというボタンを見かけたことがあります。私はコンコースという名前に馴染みがなかった
ラックス カラーシャインです。 一見するとありふれたシャンプーとコンディショナーのボトルセットですが、よく見るとキャップの位置がシャンプーは上側、コンディショナーは下側についているのがわかります。 一般的にこの手のボトルはキャップが上についているものですが、なぜこのセットは上側、下側にキャップが位置されているのでしょう? シャンプーはさらっとした液体なのでキャップが上についていてもそれほど問題ではありませんが、コンディショナーのようなどろっとした液体は、中身が減ってきたときにボトルをひっくり返してもしばらくしないと出てこなかったり、勢いよく振り過ぎて予想以上に中身が出たり…ということがあります。 そこで、コンディショナーのキャップを下側につけることにより、普通に置いておくだけで自然とキャップ付近に中身がたまるため使う際に手間がかかりません。つまり、中身の液体の特性を考えて、上下異なった位置
2008年1月31日 私はマヨネーズ好きで、2種類のマヨネーズを使い分けています。1つは200g入りのキユーピーマヨネーズで卓上用に使っていて、もう1つは350g入りで料理用に使っています(下図)。 先日、卓上用のマヨネーズがなくなったので、200g入りのマヨネーズを開封した時のことです。 賞味期限を確認するため、パッケージに記載されている表示を探していると、栄養成分表示が大きく見やすくなっていることに気づきました。気になったので、ストックしてあった350g入りのパッケージを確認してみると、200g入りのパッケージは、350g入りのものより小さいにもかかわらず、栄養成分表示など一部の表示の文字が大きくはっきりとしています(下図)。 この違いが気になったので、インターネットで調べてみました。キユーピーがマヨネーズの容量別にどのようなユーザーに使用されているのかを調査した結果、200g入りは、
私は今まで写真3のようなアルミのフィルムや紙の内ぶたを使っており、爪で小さなつまみを引っ掛け、はがしていました。しかしこのマスタードは内ぶたの中央部に大きなフィルムがついており、つまみやすく、一度にスルッとはがせます。しかも内ぶたをはがす際に、ソースが手につき汚れてしまうということも防げます。 この内ぶたのおかげで食事を前に、「はがせない~!」とイライラせずにすみそうです。
よく見てみると、予備ノズルがキャップに埋め込まれているではありませんか! スプレーのりは液体に粘性があるため、ノズルが詰まると上手くのりが出なくなってしまいます。そのため、予めノズルの換えが用意されているのです。こんな風にキャップに埋め込んであると、使うときに邪魔にならない上になくなりません。また、「キャップの天面」という使用時に必ず見える場所に設置されているため、いざ交換という時にも予備のノズルにすぐ気づけます。 さらに、指で押し出すだけで簡単に取り外せるので作業中でもスムーズにノズル交換できます。 ユーザの使用状況や行動がよく考慮された、痒いところに手が届くパッケージだなぁと思いました。 初出時、当日記番号に別の日記の内容が表示されておりました。お詫びして訂正させていただきます。ご指摘いただいた皆様、ありがとうございました。(古田)
市販の総合風邪薬「ストナプラス2」(上の写真)は、1回に服用する分量である2錠を一組として包装されており、一度に必要な2錠を開封することができます。そのため、今までの一般的な市販薬と比べ、1回に2錠飲まなければならないことがわかりやすくなっています。 さらに工夫されているパッケージをみつけました。抗生物質「ジスロマック」です(下の写真)。「ストナプラス2」にはなかった、「1日に1回2錠を3日間飲む」という説明書きがあるため、はじめての人には安心して飲むことができます。 どちらの薬も、飲む人にとって大変わかりやすくなっています。 医薬品は、分量や用法を間違えると飲む人に悪い影響を与える恐れがあります。そのため、「ストナプラス2」、「ジスロマック」の様に説明書だけではなく、パッケージの工夫で、飲む人が間違いにくくする必要があると思いました。
2007年8月 6日 最近のプリンタインクは以前に増して多色になっています。 プリンタインクの交換では少なからず、 「どれも同じに見えて分かりにくいなぁ・・・どのインクが交換なの?」 「インクの取り出しを間違えたら戻せないかな・・・」 などといった混乱と緊張を覚えます。 そんなある日、HP(日本ヒューレット・パッカード株式会社)の複合機のインクを交換する機会があり、カバーを開けて「えっ!?」と思いました。 コロンと丸みのある形のインク達が、こっちを向いて仲良く並んでいるのです。 私が普段使っているプリンタのインクカートリッジは、細長の角ばった平らな形状でインク間の隙間も狭くどれも同じ様に見えます。また取り出す時は小さいつまみをつまんだまま持ち上げねばならず、非常にやりにくいのです。 このようにインク交換に対してネガティブなイメージがあったのですが、初めてHPのインクカートリッジを見
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