食生活の多様化でパン食やめん食の普及が拡大し、米食が漸減している昨今だが、それでもお米が日本においては主食の筆頭に挙げられていることに違いはない。お米の専門店以外にスーパーやコンビニ、ディスカウントショップなどでも手軽に手に入るようになり、昨今ではインターネット経由での通販も盛んに行われている。それらのお米の価格も通常価格帯を維持する標準米から、その何倍もの値をつけるブランド米まで、実に多様。普段お米を購入する人たちは、いったいどの価格帯の商品を購入しているのか、多様な値付けをされたお米を見ると気になるものだ。今回はその実態を、JC総研が2019年3月23日に発表した、農畜産物の消費行動に関する調査結果から、確認していくことにする(【発表リリース:米の消費行動調査】)。 今調査の調査要項は先行記事の【お米、パン、めん類…主食をどれだけ食べている?】を参照のこと。その調査対象母集団のうちお米