保守分裂で現職と新人が激しく争う富山県知事選は、投票日まで1日半となった。選挙期間に入る前から県政関係者から石井隆一知事や県庁内の情報がアゴラ編集部に続々と提供されてきたが、他方、石井氏と争う前日本海ガス社長、新田八朗氏陣営の選挙運動の法的妥当性についても編集部に指摘が寄せられている。 特に多かったのが、新田氏のシルエットを掲載した選挙ポスターだ。公設掲示板にある新田氏本人のポスター以外に県内に登場したもので、県内在住者のSNSでも話題になったほか、県幹部もアゴラの取材の際にポスターの話題に触れ、「あれは違法ではないか」と指摘があった。 しかし、結論から言うとこれは法的に問題はない。富山県では馴染みがなかったようだが、選挙戦の激しい都市部では同様のポスター、チラシはすでに使われている。 2016年の都知事選では、野党共闘の候補者だったジャーナリストの鳥越俊太郎氏のシルエットポスターが都内各
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