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ブックマーク / www.foodwatch.jp (7)

  • 日本で区別された「中華料理」と「中国料理」 - FoodWatchJapan

    中国と日をよく知る著者による、日中文化比較の新連載。第1回は、日には2つの“中国料理”があることの発見について。そのそれぞれにジャンル名をつけて区別していることに、著者は日人に独特の気質を見出す。 日で暮らし始めて、もうかれこれ10年以上が経った。仕事やプライベートで日の各地を訪ねる機会が多いのだが、そのたびに感じるのは日のフードサービス業の発達だ。大都市の繁華街に限らず、地方都市でも随所に各国の料理店が軒を連ねている。べる側としては、おいしい料理をさまざまに賞味できて喜ばしい。 そんな中でも目立つのは、やはり中国発祥の料理を提供する店の多さだ。そこで私は気づいたことがある。――商店街などでよく見かける「中華料理店」と、主に中心街でよく見かける「中国料理店」という2種類の看板があるということだ。これは単なる文字の違いだけなのか、それとも、そこには何か特別な意味が込められてい

    日本で区別された「中華料理」と「中国料理」 - FoodWatchJapan
  • 光とガスを遮断するアルミ蒸着フィルムはポテチにぴったり - FoodWatchJapan

    アルミ蒸着フィルムを使ったスープの個包装 リョウ 「来たか。ごくろう」 タクヤ 「蒸着フィルムの何がいいのかというお話の続きです」 リョウ 「うむ。弁当といっしょに飲もうと思ってたスープの袋がそれっぽいので取っておいた」 タクヤ 「ああ、これアルミ蒸着フィルムですね。他にもポテトチップスとかチョコレート菓子とかビスケットとかチャーハンや唐揚げなどの冷凍品とか、いろいろ使っているものがありますよ」 リョウ 「なぜアルミ蒸着フィルムなのか。ただのプラスチックの袋ではなぜだめなのか」 タクヤ 「まず遮光性ですよね。品は光で劣化することが多いので、これはカットしたい」 リョウ 「ギンギラだもんな。光は反射するだろう」 タクヤ 「ものによってはちょっと通すものもありますけどね。用途とコストとの相談で」 リョウ 「蒸着フィルムがない時代はどうしてたんだ?」 タクヤ 「隊長、昔のお菓子とか思い出して

    光とガスを遮断するアルミ蒸着フィルムはポテチにぴったり - FoodWatchJapan
  • 田植えの時期と方法から、農家の考え方を聞き出す - FoodWatchJapan

    植え付け直後の水田(茨城県) 関東地方をはじめ、多くの地域で田植えシーズンがたけなわを迎えています。この時期の水田を観察すると、それぞれの農家の考え方がかなり分かり、面白いものです。 まず、いつ田植えをするか。現在、国内のかなりの農家がゴールデンウイークの最中に田植えを行います。これは、植物にとっての適期というよりは、経営的な事情によることが多いものです。 今の日のコメ農家のほとんどは、「業はサラリーマンで、たまたま家に農地がある」というタイプの兼業農家です。この場合、ウイークデーに農作業をするということは難しく、特に田植えという大イベントは連休に行いたいと考えるわけです。連休中であれば、準備、田植え、片付けの一連の作業を1日で終えることができなくても大丈夫ですし、普段遠隔地にいる家族や親戚に手伝いに来てもらうこともでき、古来そうであったように、田植えが家族や地域の絆を強化する行事とも

    田植えの時期と方法から、農家の考え方を聞き出す - FoodWatchJapan
  • 消費期限と賞味期限の設定方法 - FoodWatchJapan

    「消費期限」と「賞味期限」――この二つの言葉の意味は品関係者であれば、当然知っていると思うが、件についてちょっと気になることがあるので一度整理をしてみたい。 菌検査と官能検査で決める 賞味期限とは農林水産省公示の加工品品質表示基準で定義されている言葉で、「定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいう。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるものとする」。これを過ぎても品の安全面ではただちに問題になることはないが、おいしくべることが出来るのはここまでという期間のことである。 一方の消費期限は、「定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日をいう」と定義されている。 表示どおり

    消費期限と賞味期限の設定方法 - FoodWatchJapan
  • 毒性が低い除草剤グリホサートのしくみ - FoodWatchJapan

    こんにちは、コロです。現在、商業的に栽培されていて、日も含め世界中で品や飼料などとして利用されている遺伝子組換え作物の主なものには「害虫抵抗性」のものと「除草剤耐性」のものがあります。害虫抵抗性がどのような仕組みなのかをお話しましたので、今回からは、除草剤耐性の遺伝子組換え作物について、少しお話しましょう。 ルル:除草剤耐性……って、何ですか? コロ:Bt遺伝子組換え作物に対する緩衝区は、非遺伝子組換えの同種の作物を植えることによって作られます。 コロ:除草剤耐性とは、ある一つの除草剤をまいても枯れない……という意味です。主なものとしては、グリホサートと呼ばれる除草剤をまいても枯れないものがあります。どんな除草剤も効かないということではありません。グリホサートはラウンドアップという商品名で売られている除草剤の成分で、植物の茎や葉にかかると、その植物を枯らしてしまうものです。どんな植物で

    毒性が低い除草剤グリホサートのしくみ - FoodWatchJapan
  • 「奇跡のリンゴ」木村秋則氏に抱く疑問 齋藤訓之  | Food Watch Japan

    奇跡のリンゴ――「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録 夜、たまたまテレビをつけてみたら「プロフェッショナル仕事の流儀」(NHK)をやっていた。それでひとつまずいことを思い出した。以前この番組に木村秋則さんという人が出演し、その後この人の生き様を綴った「奇跡のリンゴ」(石川拓治、幻冬舎)というがベストセラーになった。まずいことと言うのは、旧友から「木村さんのリンゴが手に入らないか」と頼まれていたことだ。きちんとした返事ができていなく、申し訳ないと思う。 私はこの木村さんという人に会ったことはない。ただ、よく知っている関東の農家の一人が木村さんの農法に心酔し、師とさえ仰ぎ、講演会なども催している。彼に連絡すれば、あるいは噂のリンゴの1個か2個ぐらいは分けてもらえるのではないか。断られても、とにかく連絡さえすれば、友人には「お願いしてみたけど、だめだったよ」と言い訳はできる。 それでも未

    「奇跡のリンゴ」木村秋則氏に抱く疑問 齋藤訓之  | Food Watch Japan
  • しょうゆ容器の開発競争 - FoodWatchJapan

    しょうゆは開栓後に酸化による劣化が起きる。これはしょうゆメーカーにとっては長年の課題だったが、2009年、これを解決する酸化防止容器を用いた画期的な製品「ヤマサ 鮮度の一滴」が発売された。新機能を備えた製品が現れると、他メーカーも負けてはいられない。工夫してさらに使いやすい新製品が登場するものである。社会と消費者にとって、このような競争は有意義と考えている。 【大豆変身物語が書籍になりました】 醤油造りのプロが書いた大豆の。大豆は豆として調理されるだけでなく、さまざまな加工品となることで人類に栄養を供給し、豊かな文化も花開かせてくれている大いなる豆。そんな大豆はどこから来たどんな豆なのか、そしてどんな可能性を持っているのか。大豆と半世紀付き合って来た技術士が大豆愛とともに徹底解説します。 横山勉「大豆変身物語」(香雪社) 経時劣化はしょうゆの弱点 しょうゆメーカーの多くが、お客様相談

    しょうゆ容器の開発競争 - FoodWatchJapan
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