「今日はプライべートだと思って、楽しんでくださいね? 現実で何をしてもいいですから」──10月のある日、記者はVR風俗サービス「X-Oasis」(クロスオアシス)へ取材に赴いた。そこで、“初めて”を捨てた。 X-Oasisは、VRベンチャーのファントムコミュニケーションズが8月に始めた、VR機器を利用する性風俗サービスだ。キャストと利用者はそれぞれアバター(3Dモデル)の姿になり、疑似的な性行為を行う。現在はスマートフォンを用いた簡易VRにのみ対応し、キャストと利用者が1対1でサービスを行うプランを提供している。 利用するにはWebサイトでアカウントを作成後、サービスを受けたいキャストや日時を選択。サービスを受ける場所(VR空間)やキャストの服装(一部は有料)、シチュエーションなどのオプションを設定すると、サービスを受ける当日に専用のURLがメールで送られてくる。あとは時間通りにアクセスす
Special Thanks: イワシクラスタのみんな はじめにデナムの歯磨──野のユリは労せず。紡がざるなり…… — レイ・ブラッドベリ「華氏451度」第2部 現代は速すぎる。何もかもが超スピードで「消費」され、あらゆるものが記憶の彼方に去っていく。去年話題になったことをどれほどの人が覚えているだろう。先月は。先週は。ともすれば昨日バズった内容さえ思い出せない。少なくとも僕は最近ずっとそんな感じだ。 暗号通貨、機械学習、XRといった新しい技術に興味を惹かれているうちに、道徳や倫理のような「あたりまえ」がすさまじい速度で書き換わっていく。これらの変化にすべてついていけている人は果たして存在するのだろうか。 テクノロジーは世界のサイズを小さくした。それ自体はいいことだ。インターネットがもたらした最大の恩恵は、概念の伝達速度を桁違いに引き上げたことだろう。長時間労働が悪だというのはもはや「あた
はじめに 2019年9月30日に最終出社をし、株式会社メルカリを退職しました。 これは退職者 Advent Calendar 2019 最終日の記事になります。 目次 はじめに 目次 $ whoami メルカリについて 退職に至った経緯 次の会社について コミットメントシフト 対外発信の重要さ 朝ちゃんと会社にこれない問題 週休3日 最後に $ whoami xR系のエンジニアです(xRとはAR/VRの総称)。2017年4月に株式会社サイバーエージェントへ入社し、VR AgentというVR関連事業を行う子会社でAbema TV VRの開発リーダーを務めました。プロダクトのリリース後に退職し、2018年10月に株式会社メルカリへ入社しました。業務以外では個人でのゲーム開発(千本桜/Bat.io)を始め、VRアバター時代のアダルトアプリを作ったり、開発者向け勉強会の主宰をしていたり、YouTu
はじめまして。morioです。 とある会社でxRの研究をしています。 これは私にとって初めてのnote投稿です。 私がxRに興味を持ったのは、レゴのARカタログを見て「これは面白い!自分で作ってみたい!」と思ったことがきっかけです。 それから4年ほど経ち、業務としてAR/VR/MRの未来を考えるようになった今、これからのxRに私が何を期待しているのか、xRで何が提供できると考えているのか、最近考えていることを書いてみようと思います。 ■課題最初に、日本が抱える課題を考えてみます。 1.労働力不足人口の予測ってそんなにぶれないみたいですね。 子供は少ないし、高齢者の比率は高いです。 これがこのままずっと続いていきます。 なので労働力は確実に減ることを覚悟するべきと考えています。 こちらの調査結果がわかりやすかったです。 2030年時点で644万人分の労働力が不足する、そのための対策として 対
VRChatは実質無料 VRChatを使用しているといつの間にかPCやVRデバイスを買っていたり、創作に目覚めてプロ向けソフトを買って数万円~数十万円が消滅する現象。私の場合、”VRChatをやっていたら転職していた件について”。 客観的にはこの記事もまたありふれた「お気持ち表明」だけど、この判断をしたことを後悔しないように、過程を公開記述しておこうと思う。もしかすると面白い読み物になるかもしれない。 端的にいうと、VRChatで出会った人たちに心動かされて、そしてVRの可能性を再び目の当たりにして、この流れにどう貢献できるかと考えた結果転職するのが最善という結論に至った。 思い返してみると、2012年に初代Oculus Rift DK1を支援した前後の数年間は、ARとVR、つまりXR全体に対してかなり色々な思いがあったはずなのに、業務でプログラムを書くようになってからは久しく忘れていた。
一体型VRヘッドセット「Oculus Quest」発表、399ドルで来春発売 Oculusは、アメリカ・サンノゼにて開催中のイベントOculus Connect 5の基調講演にて、新たな一体型VRヘッドセット「Oculus Quest(オキュラス クエスト)」を発表しました。発売時期は来春(2019年春)を予定しており、価格は64GBモデルが399ドル(約45,000円)。PCやスマートフォンを使わずに、身体や手を動かすことのできる没入感の高いVR体験が可能となります。 一体型VRヘッドセットOculus Questとは? Oculus Questは、開発コードネーム「Santa Cruz」と呼ばれていたプロトタイプの製品版です。前面四隅にある4つのカメラを使い、6DoFと呼ばれる上下左右前後への移動を含んだトラッキングが可能となるほか、付属のハンドコントローラーのハンドトラッキングも6D
「楽しく仕事をサボろう」をテーマに、漫画家のサダタローさんがさまざまなITツールやガジェットを試していく本連載。最近バーチャルYouTuber(VTuber)をはじめ、VR(仮想現実)全般にハマっている担当編集M氏(関連記事:VRのバーチャル会議を試す)が、ピクシブが開発した3Dキャラ作成ツール「VRoid Studio」で3Dモデルを作ってみないか提案しにやってきました。 「んー、VTuberが人気なのは知ってるけど、3Dモデルを作るのと仕事をサボれるのと何か関係あるの?」と及び腰なサダタローさんですが、「3Dキャラを描けると仕事が増える」「VTuberで成功したらお金を稼げるかも」と聞かされて突然やる気になります(チョロイっス……)。 とはいえ、作るキャラクターのイメージが具体化していないと、実作業に取り掛かれません。「かわいい女の子キャラのモデルでもいればなぁ」などと考えていた所、事
VTuber輝夜月(かぐやるな)世界初となる仮想空間ライブ@Zepp VRが大盛況のうちに終了! 速報レポートが到着! 2018年8月31日(金)、人気VTuberの輝夜月(かぐやるな)さんが、世界初のVR空間を使ったライブを実施! 大盛況のうちに幕を閉じました! そんな輝夜月さんのオフィシャルライブレポートが到着! VR空間とライブビューイング会場で繰り広げられる、新次元の盛り上がりで観客の心をキャッチしていました! 輝夜月らしさがあふれる! 2017年12月9日にYouTubeデビューして以来、破壊的かつユーモア溢れるトークとナチュラルボーンでチャーミングなキャラクターを武器に、凄まじい勢いで人気を集めているバーチャルユーチューバー、輝夜 月(カグヤ ルナ/Kaguya Luna)。 その人気は投稿動画の平均再生数1位(平均100万回)、急上昇ランキング1位、チャンネル登録者数2位(
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? こんにちは、イワケンという者です。Unityでコンテンツ作るのが好きで、最近はARとVTuberが好きです。今の目標は3年間でARコンテンツ制作を100本走らせることで現在4本目頑張ってます。 VTuberは実際にやってるわけではないのですが、VTuberになるシステムを作るのは好きで、日々新しい方法を考えてます。 さて、5月4日にこのような投稿をしたところ、2500RT超えとバズってしまいました。この記事ではこのシステムの作るまでの過程を書きたいと思います。 仕組み解説もちょっとだけしますが、この記事を見れば全部わかるという説明になっ
「世界一(?)スマートにVTuberになるシステム作った」と、Twitterに投稿された動画が本当にスマートです。モーションセンサーやカメラなどを要さず、メガネ型ウェアラブルデバイス「JINS MEME」とiPhoneだけで、VTuber(バーチャルYouTuber)のようにアバターを動かすシステムを実現しています。 装着者の動作に追随して、アバターの視線や口も動く 装着者に合わせてアバターもペコリ JINS MEMEの装着者が頭や視線を動かすと、追随してiPhoneに表示されたアバターの表情が変化。まばたきやしゃべるときの口の動きも、そのまま反映されます。機材がコンパクトなので、場所を選ばずに使える点も便利です。 これを1日程度で作り上げたという、開発者のイワケン(@tanaka_lit)さんに編集部は仕組みを聞きました。基本的にはJINS MEMEが読み取った装着者の動きを、iOSに送
オリジナルの3Dキャラがつくれる『VRoid Studio』が話題。pixiv(ピクシブ)の新プロジェクトだ。ほぼ全員がUnity未経験ながら作り上げたり、内定者が即戦力として参画するなどユニークな開発チーム。優秀なメンバーがとことん“クリエイターの創作活動を楽しく”しようとする姿勢がそこにはあった。 『VRoid Studio』の衝撃、誰でも3Dキャラ制作ができる時代へ 『VRoid Studio』。2018年6月に開始された先行リリースへの応募数は約4万5000。2018年7月31日に一部のユーザーに先行リリース。8月3日には一般公開され、だれでも利用することが可能となった。 誰でも簡単に3Dキャラクターがデザインができるーー。 そんな夢のようなツールが『VRoid Studio』だ。公開したのはピクシブ社。大きな話題となっているが、バーチャルYouTuber(VTuberの数は7月末
そう遠くない未来、我々は現実世界ではなく、仮想現実に生きているという。とすると、その未来には一体何が待ちうけているのだろうか──? これまで人類は、そうした仮想現実に対して、例えば『マトリックス』や『ソードアート・オンライン』などSF作品を中心にその想像力の翼を思う存分に広げてきた。 だがその一方で「実現性がある近未来」としての仮想現実の話は、あまり語られてこなかったように思う。 (画像はAmazon | マトリックス [WB COLLECTION][AmazonDVDコレクション] [Blu-ray] | 映画 より) そんな中、2018年。 ふと周りを見渡してみると、テレビ出演や声優デビューまで果たし始めた「VTuber」なる存在の爆発的増加、『サマーウォーズ』のOZ(オズ)のような世界「VRchat」で睡眠を始めた人々の出現、そしてまさに本対談の実施日にTwitterトレンド入りをし
バーチャルYouTuberの総数が4,000人を突破したと言われる昨今。とはいえ3Dモデルの作成はまだまだ敷居が高い……。そこに登場したのが、お絵描きをするような直感的な操作でキャラクターが作れるという「VRoid Studio(以降、VRoid)」です。 今回は、イラストレーターとしても活動されているバーチャルアーティスト・鴨見カモミさんをお迎えして、開発中のVRoid をいち早く体験してもらいました! pixivは3DCGアニメーションやゲーム、VR/ARプラットフォーム上などで利用可能なキャラクターの3Dモデルを簡単に作成できるキャラクターメイカー「VRoid Studio」を、2018年7月末にリリースします。VRoid Studioは、Windows・Macで利用できるアプリケーションで、どなたでも無償で利用可能となります。
speakerdeck.com IM@S Engineer Talks - connpassで話した。 あいさつとアジェンダ こんにちは。mzpです。 本日はアイドルアバターで勤務する話をする。 背景: リモートワークの欠点 ボクの“副業”先はリモートワークを推奨している。これには雨の日は出社が面倒くさいと思う人が多かった、名古屋だけではエンジニアを集めれなかった、など様々な事情がある。 チームメンバーの半数は遠隔地に住んでいるため、リモートワークを前提とした働き方が必要となる。 リモートワークはいくつかの利点があるが、欠点もある。 今回は「自室から勤務する」という欠点にスポットをあてる。 カメラに写る範囲に変なものを置けない。 私はリモートワークをする直前に、カメラに写る範囲から物をどかすという作業をしている。 よく写るように、部屋の照明をだいぶ明るくする必要がある。 まぶしい。 この問
いいなぁ、バーチャル出社。リアルオフィスを捨てた会社が急成長中2018.07.12 08:10131,498 そうこ 場所に縛られずに働く、顔を合わせる必要はあっても。 eXp Realtyという会社、きいたことありますか? 今、急成長で注目を集める、北米の不動産会社です。ネタ元のSingularity Hubによれば、昨年10月以降、株価は3倍。4月の発表では、7ヶ月足らずで不動産代理店スタッフの数が2倍に急増しており、飛ぶ鳥を落とす勢いです。今年5月にはナスダックにも上場。急成長の鍵となっているのは、バーチャルリアリティ、仮想現実です。 eXp Realtyは、現実世界に(ほぼ)オフィスがなく、物理的に出社する社員もほぼゼロ。企業活動のメイン(本社的な役割)となるオフィスがあるのはバーチャル世界の中です。社員の出社=ログインからのアバター出社です。 出社しなくていい会社は、近年、珍しく
VRoidプロジェクトは、「創作活動がもっと楽しくなる場所を創る」を理念とするピクシブ株式会社による3D事業です。 誰もが個性豊かな自分の3Dキャラクターモデルを持ち、そのキャラクターを創作活動やコミュニケーションに活用することができる「1人1アバター」の世界。私たちのミッションは、その未来をテクノロジーとクリエイティブの力で実現することです。 VRoidは、絵を描くようにキャラクターを作ることができる3Dモデリングソフトウェア「VRoid Studio」から生まれました。現在はこのソフトウェアをはじめとし、手軽にアバターづくりを楽しめるスマートフォンアプリや、3Dモデルを投稿できるプラットフォーム、それと連携するための開発者キット、アバターファッションを世の中に提案するブランド事業など、多方面で展開を行っています。
実写版イエスとブッダのビジュアル初公開! - (C)中村 光・講談社/パンチとロン毛 製作委員会 中村光の人気漫画を実写ドラマ化し、主人公イエスとブッダを松山ケンイチと染谷将太が演じる「聖☆おにいさん」より、ビジュアルと映像が初公開された。 【写真】原作のイエス&ブッダと比較 累計発行部数1,600万部を超える「聖☆おにいさん」は、東京・立川のアパートでルームシェアをしながら、下界でのバカンスを楽しむイエスとブッダの姿をユーモラスに描いたコミック。2013年にはアニメ映画化されており、今回の実写ドラマ版では俳優の山田孝之が製作総指揮を務め、テレビドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズや映画『銀魂』シリーズなどの福田雄一が監督・脚本を手掛ける。ドラマは今秋より動画配信サービス「ピッコマTV」にて配信される。 ADVERTISEMENT 公開された“神々しい”ビジュアルは、イエス(松山)とブッダ(染谷
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