私はもともと精神的な負担を感じやすい人間なのですが、20代のころはそれがよく体の症状に表れていました。 一つは肩こりです。 昔はほぼ毎日夜の11時〜12時まで仕事をしていました。そのうえ長時間働くだけでなく、よくそりの合わない上司と喧嘩をしていました。そうして心身ともに疲れ果てると決まって肩こりがひどくなり、首を動かすのも辛いほどでした。 それでも若いころは体力もあり、週末に昼間までぐっすり眠ると翌週は何事もなかったかのように仕事に行くことができていました。 しかし20代の後半になると体に表れる症状が変わっていきます。 20代の後半になると肩こりが少なくなり、その代わりに何か嫌なことがあると胃痛が起こるようになりました。一晩中胃が痛くなり、眠れないこともしばしば。そして胃痛の後は必ず下痢になりました。やがて胃痛は慢性的な逆流性食道炎へとつながっていきました。 逆流性食道炎になると食道に刺す