ついに「ストロボ」の使えないカメラが登場する。カメラ上部に「シュー」はついており、クリップオンストロボを物理的に装着することはできる。しかし電気接点のない「コールドシュー」。外付けストロボのケーブルを接続する「X接点」もない。とても遅いシャッタースピードにして「手動」でタイミングを合わせて光らせるしか、ストロボを使う手立てがない。これまで、アクセサリーシューを備えるレンズ交換式のデジカメで、電気接点のないコールドシューを採用したもの、というのは、ほとんど記憶にない。パナソニックが6月に発売する、LUMIX S9のことだ。実に大胆な決断だ。 6月20日にパナソニックが発売するレンズ交換型デジカメ、 LUMIX DC-S9。レンズは26mm F8の パンケーキレンズLUMIX S-R26 ストロボは、筐体が小さくても大光量で被写体を照らすことができる利点がある。しかし、一瞬しか光らない点光源で
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