小倉広さんの「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」を読みました。 真っ赤な装丁がとても印象的な本です。 アドラー心理学に関しては、昨年のオススメ本に選んだ「嫌われる勇気」に続いて2冊目です。 内容的には被ります。「嫌われる勇気」は対話形式なので通して読むことでアドラー心理学の全体を理解しやすいと思います。一方、今回ご紹介する本書はアドラーの言葉を1つずつ見開き1ページで紹介しています。細切れに読みやすいのと、1テーマごとに集中しやすいので、自分に刺さる部分を探りながら読むのによいと思いました。 この2冊、両方読むのであれば、私の読んだ順番が正解かな。「嫌われる勇気」を読んだのは約1年前なので、今回はよい復習になりました。 今回読んだ中で、今の私の言動に一番影響を与えるんじゃないかなと感じたのが次の言葉。 ほめてはいけない。ほめることは「あなたは私よりも下の存在だ」「どう
部下が失敗を繰り返すというような場合、私たちは往々にして、その部下の問題点を探ろうとします。叱責されると、すぐに会社を辞めるといいだすので、上司は自分が若かった時はそんなことはなかったと思ってみたり、失敗するのは部下が軽率だったり、集中力が欠けているからだなどといったりします。 このような場合、部下の家庭環境に問題の原因を求めることはないでしょうが、例えば、学校では、子どもが何か問題を起こした時、家庭環境にその原因を帰することはよくあります。 部下の失敗は仕事を任せた上司にもその責任があるはずですが、部下の性格などに原因を求めるのは、上司が自分の責任から逃れたいからであり、いわば安全圏に自分を置こうとしているのです。 しかし、これはちょうど学校の先生が、自分の教え方を棚に上げて、勉強についてこられないようだから塾にやらせてくださいとか、自宅で子どもの勉強をしっかり見てやってくださいと親に勧
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