吉越浩一郎さんの「社長の掟(おきて) 業績を上げ続けるための60則」を読みました。 著者の吉越さんはトリンプ・インターナショナル・ジャパンの元社長として、19年連続の増収増益を達成された方です。 この本は、その体験を通して、組織のトップに立つために吉越さんが必要不可欠と確信された要素を「社長の掟」として挙げられています。 圧倒的な実績に裏打ちされた内容。読んでいて迫力が伝わってくる一冊でした。 社長ではない、ふつうの会社員こそが読むべき本 挙げられている「掟」は、組織の長としてあるべき姿や身につけておくべきスキル。 例えば、「社長は、前例に縛られるな」、「社長は、数字と姿勢で文句を封じろ」、「社長は、ストレスをためるな」、「社長は、愚痴をいわない」等々。 ただ、この本は社長ではない私のような会社員こそ学ぶべき本だと思います。こういった能力はある日突然身につくわけではありません。組織の中で認