2011年の出荷台数は前年比2.3倍の1986万台、2015年度には総出荷台数の7割超となる3056万台に――。MM総研が2015年までのスマートフォンの出荷台数を、こう予測している。7月7日、同社が発表した携帯電話とスマートフォン市場規模予測で明らかにした。 MM総研の市場規模予測によれば、2011年度の携帯電話出荷台数は前年比7.6%増の4050万台となり、2007年度の5076万台以来4年ぶりの4000万台超えが見込まれる。2012年度には3940万台と減少するものの、2013年度は4055万台、2014年度は4145万台、2015年度は4130万台と、4000万台規模での推移が続くものと予測されている。 2012年度、総出荷台数の過半数がスマートフォンに 2010年度のスマートフォン出荷台数は前年比3.7倍の855万台で、総出荷台数に対するスマートフォンの出荷台数比率は22.7%と