米Evernoteは2月8日(現地時間)、自社サーバに保管していたユーザーデータを米Googleのクラウドサービス「Google Cloud Platform」に移行完了したと発表した。70日間で50億個のノートと50億個の添付ファイル、総量で3PB(ペタバイト、およそ3072TB)以上のデータを移動したという。 昨年9月に、サーバの維持費や拡張性の低さを理由として自社サーバからのデータ移行を宣言していた。移行作業では、最初にいくつかのファイルを1つずつ移すテストを行ってから、より大きな単位のデータ移行作業をバックグラウンドで実施したという。 サービス運用の設備とソフトウェアのメンテナンス負荷が低減し、新機能の迅速な実装やセキュリティの強化が行えるとしている。