文●今淳一 Macを長時間使い続けていると、使用メモリが増えてパフォーマンスが低下してしまう。しかしメモリには「プロセスが確保しているだけで、実際には未使用の領域」というのがある。アプリケーションを終了したりいっそのことMacを再起動してしまえば、パフォーマンスは改善する。だが、実はいちいちそんな手間をかけなくてもコマンド一発で、使用していないメモリを解放するワザが存在する。 サードパーティ製のアプリケーションなどにも「メモリ解放」をうたったものは大量にあるが、システム側で用意されているコマンドを使えば追加でソフトをインストールせずともメモリ解放は可能だ。メモリ解放には「purge」というコマンドを使用する。 上のようにターミナルを開き、 $ sudo purge とコマンドを入力して、出てきたダイアログに管理者パスワードを入力しよう。入力しても画面には何も表示されないが、パスワードの入力