この例文の場合、問題は「に」という助詞にあります。これが「から」という助詞だったら意味が少し変わります。 (このことは後述します) 「この橋は五年前に壊れている(壊れていた)。」の場合の【テイル】【テイタ】は同じように解釈できます。 しかも、2通りの解釈ができます。 (1)「経験•記録」と解釈できる 「この橋」が「壊れている(いた)」という「過去の事実」のみを表していると考えることができます。 即ち、「この橋」は、現在では「修理されている」という解釈も成り立つわけです。 (2)「結果の継続」と解釈できる。 「この橋」が現在も「壊れたままになっている」と解釈することもできます。 ・・・・・・・ 「に」を「から」に変えた場合。 「この橋は五年前から壊れている。」とした場合は、「結果の継続」のニュアンスが高くなります。 「この橋は五年前から壊れていた。」とした場合は、「一定期間」壊れていたという