「書き果てて死ぬ、みたいな小説家としての人生に憧れる?」。 この問いかけに、朝井リョウさんは憧れないと答えました。即答でした。 朝井リョウ「幸福と創作は両立する」 2017年1月2日放送「文筆系トークバラエティ ご本、出しときますね?」(BSジャパン) 司会はオードリー若林。 出演者は西加奈子、綿矢りさ、村田沙耶香、朝井リョウの作家4人。 本好きな若林さんと作家たちによる異色のトーク番組。 番組の後半、綿矢りささんが尋ねます。小説を書くためなら己の幸福さえも犠牲にするスタンスに憧れるかどうかを。実際、文豪と呼ばれる人たちの自殺率は高いですし、「人生を謳歌していると小説家っぽくない」と思われがちです。 若林「これは、どうですか?」 朝井「1から100で(憧れが)あるかというと、ゼロです」 若林「ほぉ~」 朝井「幸せなまま書きたいです」 若林「あ~、それ言ってるよね、ずっと」 朝井さんは、文学