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短編小説と人生に関するmasarin-mのブックマーク (3)

  • 一月自主課題、「優しい雨」振り返り--十分日記129 - 今日の十分日記

    一月の短編小説の集いはお休みである。ついでに言えば、2月も短編小説の集いはお休みである。だから自主課題として小説を1作書いた。うちのカミさんに「故郷」と言う課題を出してもらってそこから想像するものを書いてみた。 まささん|note 「故郷は遠きにありて思うもの」という言葉がある通り、短い小説であるならば、遠くにある故郷を追慕するという内容が良いのであろうと考えた。 特に長い間関わっていない故郷を追慕すると言う内容にしたかったので、それに沿うように場面を設定していった。 この母が子供を見ていて、自分の若い頃を思い出すという設定は、実際の人物をもとにして書いた。書かれた人は気付かないだろう。ずいぶん変えてるし、多分読まないし。 イメージをひと月くらい温めてから書いたので、書き始めてからは早かった。もう一作並行して書いているものが信じられないくらい難航していることを考えると、スッと書けると不思

    一月自主課題、「優しい雨」振り返り--十分日記129 - 今日の十分日記
    masarin-m
    masarin-m 2018/02/02
    今回の小説に関する振り返りです
  • 小説「記憶のたわむれ」⑥ - Blue あなたとわたしの本

    「翌日──京都を離れる日──、俺はもういちどおばちゃんの店に立ち寄ることにした。好きだった蕎麦ぼうろを持ってな。フリーのライターというのはうそで、児童劇団の営業をやっていることなんかもちゃんと話そうと思った。当にやりたい仕事を、いまも模索していることも──。 よく晴れた、光のきれいな午後だったよ。俺は帰り支度をし、スーツを着、髭も剃って、船岡山のほうに向かった。 おばちゃんの駄菓子屋はなかった」 ──意味が飲みこめず、藤堂さんの顔を見た。 「駄菓子屋が、なかった?」 藤堂さんはあごを引いた。 「だって、昨日の夜はあったんでしょう?」 あったよ、と藤堂さんは平板な声で返した。 「そんな──、一晩で無くなるなんておかしいじゃないですか」、当たり前のことを言って藤堂さんの顔を見つづけた。藤堂さんも動かない目で見つめ返す。視線をつなげたまま、二人のあいだを数十秒が流れた。そして、ああ、と話を理解

    小説「記憶のたわむれ」⑥ - Blue あなたとわたしの本
    masarin-m
    masarin-m 2017/12/02
    話の筋と東堂の設定を考えるとこの後を想像したくなくる。
  • 冷徹な祭壇:死者の願いと猟奇の背後|まささん

    白壁に手をつきながら鉄製のタラップを登ってゆく。四〇代になりたてのころ仕事で腰を痛めてから騙し騙しやってきたが、季節の変わり目、特に今日のように晩秋で急激に気温が下がった日は、古傷がぶり返す。しくしく痛むのである。 白壁についた手を離すと手形が残っていた。掌を見ると、灰色に汚れていた。「クソッ」と内心悪態をついて、舌打ちをした。アパートのコンクリートの外通路を歩く。手摺りには黄色いテープが張られていた。通路から鉄道が見えた。ここは撮り鉄にとって、名所らしい。 現場は四つ並ぶ部屋の奥から二番目だった。ドアは開け放たれ、青い作業着の人間が頻繁に出入りしている。鑑識である。科捜研も出張ってきているだろう。 痛む腰を叩きながら部屋に入る。すれ違う鑑識が挨拶をしてくる。それに右手を挙げて応える。 「ウッくせえな」 手の甲を鼻に当てる。夏場のホームレスのような、強烈な生き物の内臓のような、そんな臭いが

    冷徹な祭壇:死者の願いと猟奇の背後|まささん
    masarin-m
    masarin-m 2017/11/30
    とりあえずフィクションです。時間かかりました。
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