IoTという言葉が浸透して久しいが、実際に家電のIoTは人々の暮しをどう変えるのか。韓国の大手家電メーカー、LGは「販売する家電のすべてにWiFiコネクションを」という大胆な戦略で挑んでいる。家電のコネクティビティとスマホ、クルマの搭載コミュニケーションを合わせることで、スムーズな情報の共有を目指す。 サムスンとの違い これによってどのようなことが可能になるのか。例えば冷蔵庫では、扉のモニタースクリーンをタッチすることで内部がチェックできる。さらに冷蔵庫が庫内の食品の賞味期限などをチェックし、扉を開けることなく情報を得ることができる。さらに庫内ストックの情報をスマホに流すことで、買い物リストが簡単に作れる。 しかしここまでは昨年のCESでもすでにサムスンなどが紹介した技術だ。今回LGはアマゾンとの提携により、ここから一歩進んだ提案を行った。アマゾンの音声コマンド「アレクサ」と連動することに