Ubuntu Weekly Recipe 第814回1500円以下で買えるRaspberry Pi PicoサイズのRISC-VボードなMilk-V DuoでUbuntuを動かす Ubuntu 24.04 LTSではRISC-Vボードのひとつである「Milk-V Mars」をサポートしました。これは中国のRISC-V製品のベンダーであるMilk-Vが作っているRaspberry Piライクなシングルボードコンピューターです[1]。ただしこのMarsはなかなか入手できない状況が続いています。Milk-Vでは他にも64コア搭載されたPCライクなPioneer、10GbEのネットワークスイッチとして使えるVegaなどもリリースしています。今回はRaspberry Pi Picoサイズの小さなボードで、比較的安価で入手性が高いMilk-V Duoシリーズに、Ubuntuをインストールしてみましょう
昨日6月10日付けでDebian 12、コードネーム「bookworm」がリリースされていた。 www.debian.org 「bookworm」は『トイ・ストーリー3』の図書室の主だった「本の虫」。なお、次のDebian 13のコードネームは、こちらも『トイ・ストーリー3』からトリケラトプスの「trixie」とのこと。 今回は機能的にはそんなに目新しいというほどのものはなく、バージョンとしてはGNOME 43、Linuxカーネル6.1、MariaDB 10.11、PostgreSQL 15、OpenJDK 17、Perl 5.36、PHP 8.2といったあたりか。 nodenvやrbenvはなるべく使いたくないのだけれども、結局1年くらいするとどうにもならなくなりがちなので、そのあたりはもはやそういうエコロジーなものだと思って諦めるしかなさそう。 今回のリリースでは、non-freeから
$ sudo apt-get update Err:1 http://ppa.launchpad.net/ansible/ansible/ubuntu focal InRelease Cannot initiate the connection to ppa.launchpad.net:80 (2001:67c:1560:8008::19). - connect (101: Network is unreachable) Could not connect to ppa.launchpad.net:80 (91.189.95.85), connection timed out このようにapt-get updateでNetwork is unreachableというエラーが出てしまいました。 どこが問題だったか 結論から言うと私の場合ファイアウォールでした。 あるあるですね。 いつだって不
高速なネットワーク通信を実現する技術としてDPDK、および、それを利用したOpen vSwitchがあります。ミラクル・リナックスでは、これらの技術動向に注目して、調査・検証を行っています。本ブログでは、その中で得た知見などを継続的に紹介していきます。 はじめに DPDKは、従来Linuxカーネルが行っていたNIC (Network Interface Card)の制御をユーザー空間で行うためのフレームワークです。カーネルにおける処理との最大の違いは、PMD (Pull Mode Driver)と呼ばれるポーリングベースの受信機構を持つことです。通常、Linuxカーネルでは、NICへのデータの到達を受けて、割り込みが発生し、それを契機に受信処理が実行されます。一方、PMDは、データ到達の確認や受信処理を専用のスレッドが継続的に行います。コンテキストスイッチや割り込みなどのオーバーヘッドを排
後藤です。 開発中のウェブサービスと連携する、RaspberryPi向けのアプリ管理プログラムを書いています。 ここでは開発途中で得たapt関連の小ネタを以下の2つ紹介します。 パッケージがインストールされているかを確認する再起動が必要なパッケージ序aptはdebian系のlinuxディストリビューションで採用されているパッケージマネージャです。 より正確には、パッケージデータベースを管理するdpkgコマンド群と、その上で依存解決等を行うapt-get系コマンド群があります。さらに、これらとは別に独自の状態管理を行う aptitude や、インタラクティブな操作専用のユーティリティとしてaptコマンドがあります。 基本的にこれらのコマンドスタックは対話的な操作を主目的に積み上げられているようで、機械的に便利なフォーマットでデータベースへの問い合わせるなどの手段に乏しいです。以下の内容はその
はじめに DebianでDockerのイメージを検証用に作っては破棄するような使い方をする場合には、ネットワーク経由でのパッケージのインストールやアップデートの遅さが気になることがあります。 そういうときには、APTリポジトリのキャッシュが欲しくなります。定番どころでは apt-cacher-ng がありますが、今回は go-apt-cacher を導入する方法1を紹介します。 go-apt-cacherが開発された背景やその利点については以下の記事が詳しいのでそちらを参照されることをおすすめします。 アーティファクトの管理について、あるいは go-apt-cacher / go-apt-mirror の紹介 go-apt-cacherのインストール すでにGoを導入している環境であれば、go getでインストールすることができます。 go get -u github.com/cybozu
This article describes how .NET is available on various Linux distributions. .NET can be installed by a package manager, snap, or manually. .NET is also available as a container image. Packages Starting with .NET 9, Microsoft only publishes packages for supported Linux distributions that don't publish their own packages. Packages are published in the Microsoft package repository at https://package
PowerShellのリポジトリ またひとつ歴史が動きました。Linux向けPowerShell(PowerShell Core)が、Microsoftが公式に準備した(!)、packages.microsoft.comからapt-getで入手できるようになりました[1]。UbuntuやCoreOS向けのバイナリをMicrosoftが用意するだけでなく、それをapt-getやyum経由で導入できるようになる、という非常に大きな動きです。Ubuntu用パッケージは14.04と16.04用が準備されています。 UWN#497 Ubuntu Weekly Newsletter #497がリリースされています。 その他のニュース Mark Shuttleworthへのインタビューについて。2017年のUbuntuの主なテーマはIoTとコンテナであり、Ubuntu CoreやLXD、Snapp
(注:2017/02/06、いただいたフィードバックを元に翻訳を修正いたしました。修正内容については、 こちら を参照ください。) Dependency HellはNP完全ですが、この状況から脱却できるかもしれません。 パッケージにおけるバージョン選択の問題とは、完全である(全ての依存関係を満たしている)かつ互換性のある(互換性のない2つのパッケージが選択されていない)トップレベルパッケージPをビルドするために使われる依存関係の集合を見つけることです。ただし、菱形依存問題があるので、このようなセットは存在しない可能性があります。菱形依存問題とは、AはBとCが必要、BはDのバージョン2ではなくバージョン1が必要、CはDのバージョン1ではなくバージョン2が必要といったような問題のことです。この場合、Dの両方のバージョンを選択することはできないため、Aをビルドすることができないわけです。 パッケ
Cygwinのインストール ここからダウンロード https://cygwin.com/install.html 64bitOSの場合は、setup-x86_64.exe 32bitOSの場合は、setup-x86.exe 基本的には次へを連打すればよいけれど、ダウンロードサイトの選択ではURLの最後がJPになっている物を選ぶ 次に、SelectPackageでserchのテキストボックスにtarと入力して、Baseの左のプラスマークをクリックしてNew列をクリックしてバージョン番号が表示されるようにする。 同様にwgetのWEBで同様にバージョン番号が表示されるようにする 後は次へ次へと連打してコーヒーでも飲んでいれば完了します。 apt-cygのインストール apt-cygはパッケージ管理用のツールです。 アプリケーションが簡単にインストールできるようになります。 Cygwinを立ち上
Swiss army knife for Debian repository management Aptly allows you to mirror remote repositories, manage local package repositories, take snapshots, pull new versions of packages along with dependencies, publish as Debian repository. You can try it right now for free, aptly is available both as CLI tool and HTTP REST service.
debian-archive debian-non-US archive debian-archive If you need to access one of the old distributions of Debian, you can find them at the Debian Archives, https://archive.debian.org/debian/. Releases are stored by their codenames under the dists/ directory. buster is Debian 10 stretch is Debian 9 jessie is Debian 8.0 wheezy is Debian 7.0 squeeze is Debian 6.0 lenny is Debian 5.0 etch is Debian 4.
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