プログラミング言語 malloc(3)のメモリ管理構造 2007/11/30 技術本部 クラウド基盤エキスパート 角馬 文彦 この記事の目次 malloc()といえばC言語ではお馴染みのライブラリで、最も良く使用されるライブラリの一つです。しかしその分だけ何らかの不具合を経験した人も多いのではないでしょうか。本書ではmalloc()、free()で確保、解放されるメモリリソースが内部的にどのように管理されているかを説明していきます。mallocライブラリの仕様を理解する事で、ライブラリ使用時に何らかの不具合が発生した際の手助けになればと思います。 ここではLinuxディストリビューションで標準的に使用されているglibcのmallocライブラリを扱います。今回の調査では次の環境を使用しています。 ディストリビューション :Debian sarge パッケージバージョン :glibc-2.
To use this tool, you must specify --tool=massif on the Valgrind command line. Massif is a heap profiler. It measures how much heap memory your program uses. This includes both the useful space, and the extra bytes allocated for book-keeping and alignment purposes. It can also measure the size of your program's stack(s), although it does not do so by default. Heap profiling can help you reduce the
「snmalloc: A Message Passing Allocator」という論文を読んだのでその紹介です。本論文は ISMM (International Symposium on Memory Management) 2019 に採択されており、論文とソースコードは GitHub (microsoft/snmalloc) で公開されています。リポジトリ名から分かる通り、著者の多くが Microsoft Research に所属しています。 免責 読み間違えている可能性があります。正確な情報が欲しい方は必ず論文を読んでください。誤りの指摘や補足、議論などは GitHub Issue や Twitter へお願いします。 更新履歴 2019/07/08 bump pointer と free list の next entry pointer を判定する方法について追記 2019/0
はじめに スラブアロケータ以外の動的メモリ確保 vmalloc関数 vmalloc関数で使用するデータ構造 vmallocの初期化 vmallocでのメモリ確保 vfree関数でのメモリ解放 その他の非連続メモリ領域からメモリを確保する関数 vmap関数 ioremap関数 /proc/vmallocinfoによるメモリ確保状況の確認 はじめに 前回のLinuxカーネル4.1のSLUBアローケータ(ドラフト) - φ(・・*)ゞ ウーン カーネルとか弄ったりのメモと同じくドラフト版公開です。こちらはLinuxカーネル4.1のメモリレイアウト(ドラフト) - φ(・・*)ゞ ウーン カーネルとか弄ったりのメモで説明しなかったvmalloc()の説明です。 カーネルのバージョンは4.1系です。 文書自体も完成版ではないし、markdownから手作業ではてなblogにコピペして修正してるので章立
はじめに Redox Slab Allocator Redox はRustで書かれたUnix-likeなマイクロカーネルOSです。 Redox Slab allocator はRedoxで使用されているSlab allocatorの実装です。もちろん、no_std(ベアメタル)環境での利用が可能です。 ソースコードは、約350行とコンパクトで、Rustのベアメタル環境でのヒープアロケータを学習する目的で読むにはうってつけです。 現在はメンテナンスが滞っているようで、1.31.0-nightly環境ではビルドできません。 この点も調査を実施したので、合わせて本記事内で紹介します。 想定する読者 Rustで以下のことをやりたい、興味がある方。 ベアメタルプログラミング OS自作 ヒープアロケータ自作 ベアメタルや自作OSで、VecやBoxなど、ヒープを利用する機能を、利用可能とする方法を調査し
はじめに malloc動画見てますか?>挨拶 こんな記事に興味持つような人はみんなmalloc動画見てる人たちばかりだと思いますが、僕はmalloc動画見るまでは「え?メモリの管理ってOS側じゃなくてユーザランドでやってたの?」って感じでした。ここでは僕みたいなmalloc初心者のために、mallocの動作を実際に追いかけて見ようと思います。 mallocの動作を追いかける(mmap編) ← イマココ mallocの動作を追いかける(prev_size編) mallocの動作を追いかける(main_arenaとsbrk編) mallocの動作を追いかける(fastbins編) mallocの動作を追いかける(マルチスレッド編) mallocの動作を追いかける(環境変数編) mallocについて mallocについては、それこそmalloc動画とか、このへんを見ていただければと思うけれど、要
_ failmalloc 私は立場上いろんな人のプログラムを見る必要がある。 しかし、とりわけ経験不足な人が書いたコードはエラーチェックが無茶苦茶である。 要するに、失敗することを考えていない。 これには非常にうんざりさせられるが、 そもそも何が原因なのか考えてみた。 失敗するのを見ることがないのがいけない。 これが私の辿り着いた結論である。 実のところ、malloc が本当にこけるところなんて、熟練者でさえ滅多に見たことがないんじゃなかろうか。 今日のようにメモリが潤沢になると、その傾向にますます拍車がかかることになる。 そこで、いっそのこと、わざと失敗させてみることにした。 何で今までこういうものがなかったのか、多少不思議ではあるが (私が知らないだけ?)、 30分ぐらいのハックで出来上がった。 それよりウェブページを作成する方がよっぽど時間がかかってしまった。 詳細はウェブの方を見て
FreeSafeTy (Free is made Safe by Types) is a type-based memory usage verifier for C programs. FreeSafeTy can verify the following properties on memory usage. Lack of memory leak. Lack of double free. Lack of read/write to deallocated memory cell. For technical issues on the verifier, see our papers. Download FreeSafeTy 0.2 (.tar.gz) Install You need GLPK, ocaml-glpk and OMake to install FreeSafeTy
phk mallocとは Poul-Henning Kamp氏が開発したmallocの実装です。 つい最近(2007年ごろ)、*BSDではjemallocを使うようになりましたが、それまで主流だったのがphk mallocです。 このドキュメントは、phk mallocの実装の概要を説明しています。 以下の文章で、mallocライブラリとはphk mallocの事を指します。 OSからメモリを取得するのは、ページ単位 プログラムがOSからメモリをもらう場合、ページと呼ばれる単位でもらいます。 +---------------+ | | | 1 ページ | | | +---------------+ ページのサイズは4KB(※OSやCPUに依存)固定で、この倍数でしかメモリをもらう事はできません。 malloc()では当然4KB以外のサイズのメモリを割り当てる事ができ、ユーザープログラムは
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