2021年4月、自殺幇助を合法化する法案がフランス議会で審議されたことを受け、公の場ではめったに発言しないフランス人著名作家のミシェル・ウエルベックが口を開いた。結果的に議決にはいたらず審議期限を迎えたこの「安楽死法案」だが、ウエルベックは仏「フィガロ」紙に寄稿し、激しい反対意見を述べている。 命題その1:誰も死にたくはない 多くの人は、生命が完全に失われてしまうよりは、弱っていてもあった方が良いと思うものです。ちょっとした楽しみくらいは残っていますから。生命というものは、いずれにしても「弱っていく過程」と言えるのかもしれません。それに、ちょっとした楽しみ以外の楽しみなど、そもそもあるでしょうか(これは掘り下げて考えてみるべき問題でしょう)。 命題その2:誰も苦しみたくはない これは肉体的な苦しみの話です。精神的な苦しみには魅力があり、美的な素材にもなり得ます。こうした苦しみを奪おうという
About 南の島のプログラマ。 たまに役者。 Practical Schemeの主。 WiLiKi:Shiro 最近のエントリ 無限cxr高校受験Defense振り返ってみると2019年は色々学んで楽...覚えるより忘れる方が難しい(こともある)眼鏡のつると3DプリンタIris Klein Acting ClassSAG-AFTRA conservatory: Voice Acting創作活動って自分を晒け出さねばならないと...ループを使わずに1から100までMore... 最近のコメント shiro on 歳を取ると時間が速く過ぎるのは、新しいことに挑戦しないから? (2023/03/14)1357 on 歳を取ると時間が速く過ぎるのは、新しいことに挑戦しないから? (2023/03/01)ベアトリーチェ on ハイポハイポハイポのシューリンガン (2022/04/02)ベアトリーチ
先月、俳優の三浦春馬さんが亡くなられてから、ずっと、死について考えている。特別、三浦さんのファンでもないのに、時間があると、つい、彼のことを検索してしまっている。検索できるかぎりの動画やインスタは全部見たはずだ。理由ははっきりしている。当初報じられていた彼の死にかたが、20数年前の父のそれと酷似していたからだ。報道を信じるなら、そのまま、と言ってもいい。おそらく、「そこ」に至るまでのルートは人それぞれだが、決めてしまったあとのルートは、作業的になってしまうのだろう。スターであれ、庶民であれ。10代の終わりに父を亡くしたとき、死と自らそこへ向かう心理については散々考えて僕なりに結論を出している。「人の気持ちはブラックボックス」というのが僕の辿り着いた結論だ。人の気持ちはブラックボックスで、それがどういうものなのか推測はできるけれども、中身を知ることは出来ないのだ。遺書があったとしても、そこに
米ニューハンプシャー州コンコードで、ロックダウン解除を求める抗議デモに参加する人々(2020年4月18日撮影)。(c)Joseph Prezioso / AFP 【4月19日 AFP】米国各地で18日、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)に対する抗議デモが行われ、大勢が参加した。市民の間ではロックダウンによる経済への大打撃に対する怒りが高まっており、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領もこうした抗議デモを支持している。 ニューハンプシャー州コンコード(Concord)では冷たい雨の中、推定400人が参加。同州は新型ウイルスの感染者が比較的少ないのでロックダウンの延長は不要だと訴えた。多くは徒歩だったが、車に乗ったまま参加する人もいた。また、軍服風の格好をして武装し、顔を隠した参加者もいた。 デモ隊は、「数字はうそだ」「ニューハンプシャー州を解放せよ」といったスロ
新型コロナウイルスの感染拡大抑制のためのロックダウン(都市封鎖)は、現時点ですでに1カ月以上に及んでいる。経済コストや精神的苦痛にもかかわらず、米国民は医療崩壊を確実に避けるために指示に従い、ソーシャルディスタンス(対人距離)の確保に努めている。しかし、こうした一般市民の忍耐も永遠には続かない。忍耐が損なわれる可能性が最も大きいのは、当局者らが常識に反するような恣意(しい)的な規制を押し付けた場合だ。 その好例はミシガン州だ。グレッチェン・ホイットマー州知事による広範な規制措置に抗議するため何千人もの人々が今週、州都ランシングに集結した。彼女が発した4月9日付の政令では、営業継続を認められた店舗は、家具、ガーデニング用品、塗料のコーナーを閉鎖し、食料品、医薬品、基本的家庭用品以外の広告を避けなければならないと規定された。ホイットマー知事は、カヌーの利用やセーリングは認めているが、モーターボ
毎年3月に発表される国連の世界幸福度ランキング(World Happiness Report 2019)。0から10までの11段階で国別幸福度(156カ国)が示されています。 2018年は、54位だった日本。2019年は何位だったかご存知ですか? そう、昨年のランキングでは過去最低の58位となってしまいました。 2019年の世界幸福度ランキングは、こんな順位になっています。<()内は幸福度スコア> 1位 フィンランド(7.769) 2位 デンマーク(7.600) 3位 ノルウェー(7.554) 4位 アイスランド(7.494) 5位 オランダ(7.488) ・・・ 15位 イギリス(7.054) 17位 ドイツ(6.985) 19位 アメリカ(6.892) 54位 韓国(5.895) 58位 日本(5.886) 93位 中国(5.191) ※ 私が住む「フィジー」は調査対象外のため順位なし
2018年6月9日に起こった新幹線殺傷事件で、横浜地裁は小島一朗被告に無期懲役を言い渡した。これは皮肉にも被告自身が望んでいた判決であり、言い渡された際に「控訴はいたしません。万歳三唱します」と叫び、両手を上げて万歳したという。 被告が「一生刑務所に入っていたい」と考え事件を起こすに至るまで、一体何があったのか。事件発生当時、世間の耳目を集めたのは、実の息子を赤の他人のように「一朗君」と呼ぶ被告の父だった。その真意はどこにあるのか、150分に渡り話を聞いた「週刊文春」2018年6月21日号の記事を公開する。なお、記事中の年齢や日付、肩書き等は掲載時のまま。 凶行は、最高時速280キロを超える車内で起きた。逮捕された小島一朗容疑者の外見と惨劇とのギャップをどう理解すればいいのか。取材で浮かび上がったのは、容疑者とその実父との希薄すぎる父子関係だった。実の息子を「一朗君」と呼ぶ奇妙な父を直撃し
君へ、 つい最近まで、南米で3ヶ月ほどデータエンジニアとして仕事していた。Tシャツで帰ってきて震えた。寒くて。 僕にとって2019年は、あんまりいろんなことが無かったくせに、いや糞ヒマだったからこそ、いろいろ考えることが多い1年だったと思う。最後の3ヶ月以外は、基本的にヒマだった。 過去に僕はベルリンで1年ほど働いていたこと*1があり、まあ結論からいうと音を上げて、日本に逃げ帰ってきた。何がそんなにしんどかったかというと、ベルリンは十分英語で生活できるとはいえ、ドイツ語関連のトラブルシューティングに付き合ってくれるドイツ人の友人を作ることができなかったというのが大きいが、そういう人間関係を構築することが出来なかったことも含めて、当時所属していた会社の上司および同僚と上手くいかなかったのが致命的だった。 とくに、エンジニアの同僚氏、つまり君は、まったく許せなかった。 あれからもう3年も経ち、
中国はウイグル人の抗議活動を徹底的に抑え込む構え(写真は13年7月、新彊ウイグル自治区のウルムチ市)REUTERS <中国政府によるウイグル人弾圧の実態を示す内部文書が明らかになった。100万人を強制収容して思想改造を行っても各国政府からの反応はなし。世界で民族浄化が横行するわけだ> 11月16日付の米ニューヨーク・タイムズ電子版は、中国の新疆ウイグル自治区で大勢のイスラム教徒(主にウイグル人)が中国共産党の「再教育」キャンプに強制収容されている問題について、弾圧の実態が記された共産党の内部文書を入手したと報じた。それによれば、習近平国家主席はイスラム過激主義について、「ウイルス」と同じようなもので「痛みを伴う積極的な治療」でしか治せないと考えているということだ。 問題の内部文書は、新疆ウイグル自治区に帰省した人々に、当局が家族の身柄を拘束していることについてどう説明するかを指示している。
はじめに 私はノーテンキな進歩主義者です。人類は少しずつ、一進一退を繰り返しながらも精神面で進歩し続けていると固く信じています。その根拠の一つは、街中で歩きたばこや立小便や痰吐きなどの下品な行為を見かけることが減った、というような日常の些細な感覚です。そして最大の根拠は、「命が大事にされるようになったこと」です。具体的に数値で見ると、日本における殺人事件は減り続けています。 参考:平成12年版 警察白書 平成29年版 犯罪白書 日本人は長い年月を経て、命を大事にするようになりました。言い換えれば、昔の日本人は命を大事にしない蛮族であったということです。平然と殺し合いをしていました。歴史家の言葉を引用します。 光源氏が王朝時代の貴公子の理想像であることについて、これまでのところ、その優れた容姿や豊かな才能などが取り沙汰されるのが普通であった。だが、実のところは、理不尽な暴力事件を起こさないと
妙福寺トップページ > 仏教のススメ > 3時限目「お釈迦様の大発見。3つの真理とは?」 仏教には、これがお釈迦様の正当な教えですよ!という3つの教え(三法印と言います)があります。 いくら仏教的な顔をしていてもこの3つの教えに反していればお釈迦様の教えとは言えないという大原則です。 ではその3つの教えを紹介しましょう。 世の中のあらゆるものは変化を繰り返していて、不変なものや絶対的なものは存在しない。 実はこれが〝人生は苦しみ〟の原因だとお釈迦様は説いています。 世の中の物事は常に変化を繰り返し、同じ状態のものは何一つ無いにも関わらず、私たちはやっと得た地位や名誉、また人間関係や自分の肉体にいたるまで、さまざまな自分を取り巻く環境に対して不変を望み、このままであって欲しいと願います。 これを仏教では〝執着〟と呼び、この執着が苦の根本原因であると説かれています。 自然環境は、それぞ
あなたは、誰にもできない(やりたがらない)仕事をたくさん任されている、職場の「頼れる人」なのかもしれません。 そうであるならば、日々、自分が必要不可欠な人間であると感じられていることでしょう。 その一方で、長期休暇がまったくとれない、なんて事態になっているのでは? 今回は、このジレンマから抜け出す方法、あるいは、そもそもそうした状況に陥らないためにどうすればいいかをお話します。 読者からのお便り 誰もやりたがらない(あるいはできない)厄介な仕事をぜんぶ任される「頼りになる人」をやめるにはどうすればいいでしょうか? 私は数年前に、いま働いている非営利団体に、管理アシスタントとして雇われました。 その後、何度かのレイオフやスタッフの退職、組織の再編成などを経るうちに、たくさんの役割を任せられるようになりました。 オフィスマネージャー、技術サポート、人事部、ウェブマスター、 施設管理、イベントマ
Jason Friedさんは、BasecampのファウンダーでCEOです。「Getting Real」「Remote」、そしてニューヨーク・タイムズのベストセラーで日本でも話題になった「REWORK」(邦題:「小さなチーム、大きな仕事」)の著者でもあります。本稿は、もともとIncに投稿され、Mediumにも再掲された記事をご本人から許可を得て翻訳したものです。Twitterは、@jasonfriedでフォローできます。 君はこんなことになっていない?または、他者をこんな気持ちにさせていないだろうか? グループチャットは、アジェンダのない、行き当たりばったりの参加者と共に参加する1日中続く会議のようなものだ。 2006年、僕たちは「Campfire」をリリースした。それは、SAASの現代風ビジネス向けグループチャットとメッセージツールの先駆けだった。 それ以来、Hipchat、Flowdoc
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