献本御礼。 いつもお世話になっている西尾大先生から献本もらったので、うきうきしながら読みました。 この本をひところで説明するのは大変難しいのだけど、あえていうなら、プログラミング言語の進化よもや話としての読み物の側面と、これから自分の言語を作ろうと考えている人に向けた現在の言語たちの言語仕様のバックグラインドを説明する教科書的な側面があると思う。 C++の世界には「C++の設計と進化」(別名 D&E)というものすごい有名な本があるのだけれども、文体・書かれている内容ともにまったく似ていないのだけれど、読後感は驚くほど似ている。D&EはC++に絞って言語の進化の歴史となぜこの機能を採用したか、なぜ対案を採用しなかったかを記述しており、大変歴史的価値が高い逸品なのであるが、西尾本はプログラミング言語全体において、現代のモダンな言語で使われている諸機能・言語仕様について歴史をさかのぼり、たのしい
_ mirbのWindows Store版を提出した MSVCRTのGetModuleFileNameやLoadLibraryを呼び出すコードがリンクされるため、一時はどうなるかと思ったが、ローカルでのテストは通過したので、Windowsストアへ提出してみた。 まだ審査があるみたいなので、どうなるかはちょっとわからないけど。 なお、(WinMIrbという名前にした)に関しては、ほとんどmirbなので無料で公開します。 最終的にx86のNOSTUDIO版(というか、Windows Store App用)のビルド記述は以下となりました。 ちょっとトライ&エラーしているうちに間違えてたので、書き直した MRuby::CrossBuild.new('nostdio') do |conf| toolchain :vs2012 conf.cc.flags = %w(/c /nologo /W3 /MD
お久しぶりです。ここんとこしばらくProcオブジェクトのサポートを作りこんでました。これが無いとイテレータとかみんなVMに戻ってしまって性能が上がらないのです。実はProcオブジェクトをサポートしてもあまり性能が上がらなかったのですが…。 で、この作業ですごくとりにくいバグがいっぱい出て数カ月デバッグ三昧という感じでした。おかげてうまく動くようになると却って落ち着かないという状態なのですが、それはそれとしてそのデバッグで作ったツールを紹介したいと思います。全国に31名くらいいると思われるmrubyでJITコンパイラを作っている人たちに参考になれば幸いです。 デバッグしていて困るのはどの命令を実行していた時にバグったのかが分からないことです。vm.cで実行していた場合は命令毎に処理が分かれているのでまだいいのですが、ネイティブコードでバグった場合(例えばセグフォしたばあいとか)、mrubyの
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昨日、NTTドコモの米国サイトがハッキングされ日本人顧客の情報が漏洩しているという事件を当ブログのエントリとして公開しました。 【続報あり】NTTドコモがハッキングされ契約者のクレジットカードの情報が漏えい中 : I believe in technology 漏洩している情報は、ローマ字表記の日本人名、メールアドレス、クレジットカード会社名、クレジットカード番号、カードの有効期限、生年月日、住所のようです。リーク元は米国にあるNTTドコモのサーバのようで、漏洩している顧客の住所は米国のようです。国内ユーザの情報が含まれているかどうかは不明です。 このエントリの公開にあたっては結構悩みました。 それは、私が事件を知った時点ではまだ国内ではどこも報じておらず、NTTドコモ公式サイトからも何も公表されていなかったからです。そのため、情報の信憑性に疑問が残り、当初はエントリを書くことをためらって
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rubocopはRubyのコード可読性をチェックするソフトウェアです。 プログラマーを何年やっていても、なかなか奇麗なコードに辿り着くのは困難です。ちょっと道を誤るとものすごいコードになっている場合もあります。そんな時には機械的に評価してくれるrubocopを使ってみましょう。 実行しました。色々な情報が出てきます。 Cは注意、Wはワーニングでしょうか。 ヘルプです。Emacsとの連携もできます。 rubocopでは内部での幾つかのルールに従って指定ディレクトリ以下のRubyコードについて評価を行ってくれます。筆者の場合、一行あたりの文字数が多くて引っかかるケースが多いようです。そうした点に注意して書くようにすれば、より可読性の高い美しいコードが書けるようになりそうです。 rubocopはRuby製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。 MOONGIFTはこう見る 美
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