今年のテレビは4Kばかり 3Dとはなんだったのか 幕張メッセで開催中のIT・家電の総合展示会『CEATEC2013』。今年は業界の全体的なトレンドという意味ではやや方向性を欠くイベントだったが、そんななか、大手電機メーカーのブースは“4Kテレビ”を前面に押し出すところが多かった。もう説明はいらないかもしれないが、現在のフルHDテレビ(1920×1080)より画素数にして4倍も高解像度(3840×2160)な次世代規格テレビだ。 なるほど、デモ映像をひと目見ただけで違いのわかる高精細な画面は確かに次世代を感じさせてくれる。映像にこだわる自宅シアター派やヘビーゲーマーに対する訴求力は非常に高そうだ。 液晶、レーザー、有機ELなど、メーカーごとに表示方式の違いはあれど、どれも美麗な4Kテレビの映像に見とれながら各社のブースを見て回っていたのだが、ひとつ気になったことが。 今年は“3D”の表記をま