アメリカの最新6月のCPI(消費者物価指数)統計が発表され、アメリカのインフレ率は3.1%となった。一時9%まで上がっていたインフレ率はかなり下落し、目標とされている2%まで近づいたことになる。 急降下を続けるインフレ率 まずはインフレ率のグラフを見てみよう。CPIの前年同月比の上昇率は次のようになっている。 まさに急降下である。既にインフレ率は3.1%まで落ちてきたのだから、数字だけ見ればもうほとんど平時に戻ったも同然である。 インフレ率はこのまま目標値まで下がり、アメリカ経済は景気後退に陥ることなくそのまま進んでゆくのだろうか? 急降下の理由 以前、米国株のこれまで40年の長期的上げ相場がこれからも続くという主張について、以下のように述べたことがある。 「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由 「米国株は40年上がり続けたからこれからも上がる」と主張するため
今ははての一人しかいないから愛されてるけど、ホッテントリ全部にAIブクマカがコメント付けまくって人間のコメントが埋もれるようになったらまた違う反応になるやろね。 追記 なんかめちゃくちゃ喧嘩腰なのとか「お前もAI」「実はお前以外AI]みたいな陳腐なブコメばっかりでゲンナリするな。これならAIだらけになったほうがなんぼかマシかもしれん。 増田はAIのことを「1人」とまるで人間のように数えるんだな。AIには意識も肉体もなく、クラウド上に存在するプログラムやデータの集合体にすぎないのに。 俺もちょっとアレだなーと思ってるけど、一定数の人に好意的に思われて半ば人間扱いしされてる以上は「1人」って呼ぶ方がベターやと思うんよね。
食料品値上げの動きが鈍り始めたか 総務省が6月30日に発表した6月東京都区部消費者物価指数(CPI)は、事前予想と比べてかなり下振れた。コアCPI(除く生鮮食品)は前年同月比+3.2%と前月の同+3.1%を上回ったものの、事前予想の同+3.4%程度を大きく下回った。また、より基調的な物価動向を示すコアコアCPI(除く生鮮食品及びエネルギー)は、2か月連続で季節調整済前月比+0.2%と比較的低位に留まった。 さらに、コアコアCPIの前年同月比は+3.8%と、前月の同+3.9%から低下している。同指数の前年同月比上昇率が低下したのは、実に2022年1月以来1年5か月ぶりのことである。これは、基調的な物価上昇率にようやくピーク感が見られ始めたことを示唆していよう。 基調的な物価上昇率にピーク感が出始めたのは、食料品(除く生鮮食品)価格引き上げの動きがやや鈍り始めたことが理由だ。同価格は6月に前年
「物価上昇率の下がり方がやや遅い」という感触を持っている 植田総裁にとって2回目となる6月16日の金融政策決定会合で、日本銀行は金融政策の維持を決めた。その後に開かれた総裁記者会見では、日本銀行の物価見通しについて、多くの質問が出された。 日本銀行は、今年度半ばにかけて、海外初のコストプッシュ要因が薄れていく中、物価上昇率が顕著に低下していき2%を下回る、との見通しを示している。他方で、物価上昇率の低下が、日本銀行が想定しているほどには順調に進まず、それがイールドカーブ・コントロール(YCC)の見直しを中心に、金融政策修正につながるのでは、との見方が根強くある。 植田総裁の説明では、海外要因の剥落で物価上昇率は一度大きく低下した後、再び実勢を反映して再浮上するとの見通しだ。その段階で、初めて物価上昇率の基調(実力)を判断することができるようになり、それが2%を超えるのであれば、金融政策は引
2%の物価目標の達成は簡単でない 6月15・16日に開かれた金融政策決定会合で、日本銀行は大方の予想通りに金融政策の据え置きを決めた。 4月に公表した展望レポートで日本銀行は、コアコアCPIが2023年度の+2.5%から2024年度に+1.7%と低下した後、2025年度には+1.8%とわずかに高まるとの予測を示していた。2025年度には物価目標の+2%に再び接近するものの、それに達することはない、との見通しである。 この展望レポートの予測は、「2%の物価目標が達成できるかどうかについて、日本銀行は十分に自信を持てないことを表現している」と、総裁は記者会見で説明した。昨年来の物価高騰が、賃金上昇率を上振れにつながったところまでは確認できたが、それが賃金と物価の持続的な好循環につながるかどうかはまだ見通せないのである。 植田総裁は従来から、「2%の物価目標の達成は簡単でない」との見方を繰り返し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く