小野善康氏がネット上の経済論壇でボロクソに叩かれているけど、小野氏の経済理論がそのまま明日にでも実行されるというのならともかく、そんなことはまずない(有り得ない)し、2年間は消費税が上がらないことは確実だし、「今は供給側ではなく需要増が大事。若い世代の雇用を増やせ」と言う最低限のレベルで緩く支持したっていいんじゃないだろうか。 小泉政権下の経済政策を批判しながら、その純粋後継政党である「みんなの党」を支持したりとか、ここらへんの経済学系の人のテンションはよくわからない。そもそも「みんなの党」って、企業経営の比喩で国家財政を語るという経済学的にナンセンスな(はずの)論法を多用するし、「アジェンダ」を読むと常日頃批判している「産業政策」そのものとしか思えないのだが*1。 矛盾しているというんじゃなくて、何を考えているかがよくわからない。まあ、こちらが不勉強なだけなのですがね・・・。 (追記 7